2018/09/18
生きていくための「何か」を届ける NPO法人・松永晴子
本日もお越しいただき
ありがとうございます
9月9日放送の
TBS「情熱大陸」を見ました
密着取材の相手は
シリア国境近くで
8万人もの人々が暮らす
難民キャンプにおいて
紛争や非難生活に
傷ついた
子供たちに対する
情操教育を通じた
こころのケアを
試みる
松永晴子さんです

出典:mainichi.jp
番組序盤に
松永さんが
啖呵を切った
「寄り添うってワード
大嫌いなんですよ
よっぽど覚悟がないと
言えないじゃないですか
そんな簡単に
使うもんじゃねえぞ」
という言葉が
一撃必殺のごとく
突き刺さりましたね
ぼくも
ブログを書いてきて
何度か使ったことがある
ワードですし
311震災後
よく耳にするようになった
ワードでもありますが
松永さんが
つちかってきた
経験や
見てきた景色や
人生観を
通して
「寄り添う」
という言葉を
アースフルに
読み解くなら
多くの場合
キレイごとでしかない
ワードなわけです
こういった
実直で
誠実な方に
直面するたび
ぐいと襟をつかまれ
正されているかのような
気持ちにさせられます
(ときには襟が
裂けることも笑)
物を与える
支援ではなく
将来
自分の力で
生きていくための
「何か」を与える
そんな支援に
こだわる
松永さんの
その支援哲学の
象徴的な場面が
混沌の地で
まとまりがなく
まったくもって
手に負えない
子供たちに
人間の
多角性を
引き出しうる
アースフルな
絵本
下村健一著
「窓をひろげて考えよう」が
授業の教材として
持ち出された場面です
「人里にクマが出た」
というニュースから
始まる
この絵本は
ページを開いていくと
人間側の視点と
クマ側の視点という
多角的なビジョンが
子供たちの目に
養われるような
そんな構成に
なってるようなんですね
キャンプの
子供たちは
情報源が
限られているため
両親の思想や
偏見や
好き嫌いによって
考え方が
偏ってしまう
子供が多く
そのことは
自分の意見
じゃないものが
自分の意見に
なってしまう
という
自己矛盾を
生み出すと
松永さんは
語ります
ですがこれは
なにも難民キャンプに
限ったお話しではなく
情報が
ひらかれてるはずの
日本でも
世界中どこにおいても
起こってきたことだし
これからも
起こりうる
お話です
絵本を
題材にした
その授業における
子供たちの
生き生きとした
意見や
言葉は
とても感動的なもので
改めて
アースフルなビジョンは
「ピースフル」への
一番の近道であることを
再確認した次第です
そして
番組終盤
松永さんは
こんなことを
語ります
「30人子供がいて
27,8人は
わかんなくても
2人だけとかが
ものすごく覚えてたり
するじゃないですか
誰かのこころには
引っかかったり
するじゃないですか
だから
私は
打率はそのくらいでも
最終的には
いいのかなと
思っているんですよね」
「人生」という
ボールは
明日も
明後日も
様々な
球速や
球線を描いて
ぼくらをめがけ
向こう側から勝手に
飛んでくるわけですが
打率は
低くとも
振ることすら
できる力を
失ったとしても
視点の角を
形成する作業は
ふたたび
バットを手にする
力を
呼び戻してくれます
ひょっとしたら
松永さんも
バットを落としては
拾うことを
くりかえしながら
先の見えない
長い道のりを
今なお
歩き続けてるのかも
しれません
未来ある
子供たちのために
そして
自分のために
生きていくための
「何か」を求めて
今日も
ありがとうございました

こういう本を
ぼくもいつか書いてみたい

人気ブログランキング
ありがとうございます
9月9日放送の
TBS「情熱大陸」を見ました
密着取材の相手は
シリア国境近くで
8万人もの人々が暮らす
難民キャンプにおいて
紛争や非難生活に
傷ついた
子供たちに対する
情操教育を通じた
こころのケアを
試みる
松永晴子さんです

出典:mainichi.jp
番組序盤に
松永さんが
啖呵を切った
「寄り添うってワード
大嫌いなんですよ
よっぽど覚悟がないと
言えないじゃないですか
そんな簡単に
使うもんじゃねえぞ」
という言葉が
一撃必殺のごとく
突き刺さりましたね
ぼくも
ブログを書いてきて
何度か使ったことがある
ワードですし
311震災後
よく耳にするようになった
ワードでもありますが
松永さんが
つちかってきた
経験や
見てきた景色や
人生観を
通して
「寄り添う」
という言葉を
アースフルに
読み解くなら
多くの場合
キレイごとでしかない
ワードなわけです
こういった
実直で
誠実な方に
直面するたび
ぐいと襟をつかまれ
正されているかのような
気持ちにさせられます
(ときには襟が
裂けることも笑)
物を与える
支援ではなく
将来
自分の力で
生きていくための
「何か」を与える
そんな支援に
こだわる
松永さんの
その支援哲学の
象徴的な場面が
混沌の地で
まとまりがなく
まったくもって
手に負えない
子供たちに
人間の
多角性を
引き出しうる
アースフルな
絵本
下村健一著
「窓をひろげて考えよう」が
授業の教材として
持ち出された場面です
「人里にクマが出た」
というニュースから
始まる
この絵本は
ページを開いていくと
人間側の視点と
クマ側の視点という
多角的なビジョンが
子供たちの目に
養われるような
そんな構成に
なってるようなんですね
キャンプの
子供たちは
情報源が
限られているため
両親の思想や
偏見や
好き嫌いによって
考え方が
偏ってしまう
子供が多く
そのことは
自分の意見
じゃないものが
自分の意見に
なってしまう
という
自己矛盾を
生み出すと
松永さんは
語ります
ですがこれは
なにも難民キャンプに
限ったお話しではなく
情報が
ひらかれてるはずの
日本でも
世界中どこにおいても
起こってきたことだし
これからも
起こりうる
お話です
絵本を
題材にした
その授業における
子供たちの
生き生きとした
意見や
言葉は
とても感動的なもので
改めて
アースフルなビジョンは
「ピースフル」への
一番の近道であることを
再確認した次第です
そして
番組終盤
松永さんは
こんなことを
語ります
「30人子供がいて
27,8人は
わかんなくても
2人だけとかが
ものすごく覚えてたり
するじゃないですか
誰かのこころには
引っかかったり
するじゃないですか
だから
私は
打率はそのくらいでも
最終的には
いいのかなと
思っているんですよね」
「人生」という
ボールは
明日も
明後日も
様々な
球速や
球線を描いて
ぼくらをめがけ
向こう側から勝手に
飛んでくるわけですが
打率は
低くとも
振ることすら
できる力を
失ったとしても
視点の角を
形成する作業は
ふたたび
バットを手にする
力を
呼び戻してくれます
ひょっとしたら
松永さんも
バットを落としては
拾うことを
くりかえしながら
先の見えない
長い道のりを
今なお
歩き続けてるのかも
しれません
未来ある
子供たちのために
そして
自分のために
生きていくための
「何か」を求めて
今日も
ありがとうございました

こういう本を
ぼくもいつか書いてみたい
人気ブログランキング
- 関連記事
-
-
ボランティア尾畑春夫さんの「利他的精神」に見るアースフルネス 2018/10/21
-
生きていくための「何か」を届ける NPO法人・松永晴子 2018/09/18
-
コメント