2018/09/08
「貸してやるのではなく使っていただく」 信用組合理事長/山本明弘さんに見るアースフルネス
本日もお越しいただき
ありがとうございます
9月3日放送の
NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」を見ました
密着取材の相手は
広島を拠点に
金融のエキスパートとして
全国の金融関係者からも
注目を浴びているという
信用組合理事長の
山本明弘さんです

出典:check-it-yumeijin.com
いやあ
久方ぶりに
こんなに熱い人を
見かけたなあ
というくらい
パッションの塊のような
圧倒的な方でした
「表面うわっつらだけじゃなく
腰の入った支援をせにゃ
つまらん
それが地域金融機関の
使命じゃろ」
なんていう
パンチラインは
ぼくの
金融マンに対する
勝手なイメージや
先入観を
一撃で
ぶち抜きましたね
通常の
金融機関であれば
避けて通るような
赤字の中小企業や
零細企業にまで
支援をしながら
15期連続の
増益とは
金融業界においては
驚異的なことのようです
ですが
そんな山本さんにも
アースフルなビジョンに
欠けていた
若き日がありました
業績をあげることのみに
フォーカスをしぼり
商魂に燃えた
その頃は
相次ぐ融資先が
夜逃げしたと言います
「金」
だけを見て
肝心の
「人」を
見れていなかった
わけです
その頃の自分を
山本さんは
こんなふうに
思い返します
「ちょっと
一歩二歩
下がって
世の中を見る
お客さんを見る
そういう余裕というのが
なかったなあ」
その経験を経た
山本さんは
企業との向き合い方を
変えました
融資の相談が
なくとも
足しげく
企業を見て回り
現場の人々に
寄りそい
耳を傾けるという
そんな地道な積み重ねを
来る日も来る日も
くりかえしました
すると──
会社にとって
不利な情報までをも
現場の人々が
話してくれるようになったと
そういうんですね
そうして
うわべではない
生身のその人と
向き合っていく
手ごたえをえた
山本さんは
融資の
適切な
タイミングや
サポートの仕方を
より
つまびらかに
見極めることが
できるようになったと
語ります
このようにして
「表面(資金不足)」だけに
とどまらない
その「裏側」にある
働く人々の
本音や
企業の
現状や
世の中の
経済情勢の変化
といった
全体(地球視点)と
現場(地上視点)とを
柔軟に行き来する
アースフルなビジョンを
信念でもって
獲得し
中小零細の
最後の砦として
走り続けてきた
山本さんが
語る
次の言葉が
今回の記事の
きっかけとなりました
「貸してやるのではなく
使っていただく」
この言葉は
表面だけを
切り取ったなら
「なんて
謙虚な人なんだろう
もっと
偉そうにしてもいい
立場の人なのに」
で
終わる話です
ですが
グーグルアースのごとく
視点を
高い地点に
羽ばたかせたなら──
実は
山本さんは
「与える存在」
であるのと同時に
「与えてもらっている存在」
でもあることが
見えてきます
(融資に対する利息
という意味ではありません)
そうです
山本さんは
中小零細の
困っている立場の人が
あってこそ
先日の記事
「ちょうどいいブス」山崎ケイさんに学ぶアースフルネスの
山崎ケイさんのごとく
「自分のMAXを
叩き出すことが
できる」
充足した日々を
享受できているわけです
おそらくは
山本さんは
そのことを
自らの
血として
肉として
体感されています
でなければ
「使っていただく」
という言葉が
山本さんの年齢や
その立場から
現出することは
どう足掻いても
あるはずもないことなのです
今日も
ありがとうございました

私の背中を使ってくださいな

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ありがとうございます
9月3日放送の
NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」を見ました
密着取材の相手は
広島を拠点に
金融のエキスパートとして
全国の金融関係者からも
注目を浴びているという
信用組合理事長の
山本明弘さんです

出典:check-it-yumeijin.com
いやあ
久方ぶりに
こんなに熱い人を
見かけたなあ
というくらい
パッションの塊のような
圧倒的な方でした
「表面うわっつらだけじゃなく
腰の入った支援をせにゃ
つまらん
それが地域金融機関の
使命じゃろ」
なんていう
パンチラインは
ぼくの
金融マンに対する
勝手なイメージや
先入観を
一撃で
ぶち抜きましたね
通常の
金融機関であれば
避けて通るような
赤字の中小企業や
零細企業にまで
支援をしながら
15期連続の
増益とは
金融業界においては
驚異的なことのようです
ですが
そんな山本さんにも
アースフルなビジョンに
欠けていた
若き日がありました
業績をあげることのみに
フォーカスをしぼり
商魂に燃えた
その頃は
相次ぐ融資先が
夜逃げしたと言います
「金」
だけを見て
肝心の
「人」を
見れていなかった
わけです
その頃の自分を
山本さんは
こんなふうに
思い返します
「ちょっと
一歩二歩
下がって
世の中を見る
お客さんを見る
そういう余裕というのが
なかったなあ」
その経験を経た
山本さんは
企業との向き合い方を
変えました
融資の相談が
なくとも
足しげく
企業を見て回り
現場の人々に
寄りそい
耳を傾けるという
そんな地道な積み重ねを
来る日も来る日も
くりかえしました
すると──
会社にとって
不利な情報までをも
現場の人々が
話してくれるようになったと
そういうんですね
そうして
うわべではない
生身のその人と
向き合っていく
手ごたえをえた
山本さんは
融資の
適切な
タイミングや
サポートの仕方を
より
つまびらかに
見極めることが
できるようになったと
語ります
このようにして
「表面(資金不足)」だけに
とどまらない
その「裏側」にある
働く人々の
本音や
企業の
現状や
世の中の
経済情勢の変化
といった
全体(地球視点)と
現場(地上視点)とを
柔軟に行き来する
アースフルなビジョンを
信念でもって
獲得し
中小零細の
最後の砦として
走り続けてきた
山本さんが
語る
次の言葉が
今回の記事の
きっかけとなりました
「貸してやるのではなく
使っていただく」
この言葉は
表面だけを
切り取ったなら
「なんて
謙虚な人なんだろう
もっと
偉そうにしてもいい
立場の人なのに」
で
終わる話です
ですが
グーグルアースのごとく
視点を
高い地点に
羽ばたかせたなら──
実は
山本さんは
「与える存在」
であるのと同時に
「与えてもらっている存在」
でもあることが
見えてきます
(融資に対する利息
という意味ではありません)
そうです
山本さんは
中小零細の
困っている立場の人が
あってこそ
先日の記事
「ちょうどいいブス」山崎ケイさんに学ぶアースフルネスの
山崎ケイさんのごとく
「自分のMAXを
叩き出すことが
できる」
充足した日々を
享受できているわけです
おそらくは
山本さんは
そのことを
自らの
血として
肉として
体感されています
でなければ
「使っていただく」
という言葉が
山本さんの年齢や
その立場から
現出することは
どう足掻いても
あるはずもないことなのです
今日も
ありがとうございました

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承認待ちコメント
2018/09/17 09:26 by 編集
承認待ちコメント
2018/09/16 23:13 by 編集