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「驚き」が世界を変えていく 多田克彦

7月30日放送の
NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」を
見ました。
(7月23日放送の番組に関する
記事の下書きもあるのですが
先にこちらからすみません)

密着取材の相手は
岩手県遠野市の
農業経営者
多田克彦さんです。



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出典:premium.toyokeizai.net




若かりし頃
牛肉の輸入自由化により
愛情と丹精を込め
育てあげた牛の値段が
8分の1になってしまうという
受け入れがたい逆境を
むしろ力に換え
農協を脱退し
自らの足で
自らの販路を確保していき
道なき道を切り開いていった──





そんな
農業ベンチャーの
先駆け的存在の多田さんは
今もなお
独自の農法や
アプローチ力や
経済リテラシーを武器に
農民の尊厳を守りつつ
地元遠野を愛しつつ
遠野全体の
活性を願って
世界に向けて
発信できる
遠野だからこそできる
新たな食材開発や商品開発
新たな販路開拓に
いそしみます。




そんな型破りな
多田さんが
取材中に言ったひと言が
忘れられません。





「驚きが世界を変えていく」




ぼくもまた
「驚き」
突き動かされてきた人間なので
多田さんが
仰ってることの意味が
よくわかります。




どうやら
「驚き」には
理屈をすっ飛ばして
人間のこころを
躍動させる
エネルギーみたいなものが
秘められているようなんですね。





「驚き」は
人を「行動」へと
躍動させる
「起爆剤」

そんなことを
思うわけです。




そして
ここで
アースフルなビジョンで
もう少しズームアウトしてみるなら
人を心底
驚かせることができる人は
(わ!と大きな声を出すとかじゃないですよ笑)
その前に自らが
心の底からの
「驚き」を体験した人です。

「驚き」の震度の強さは
そのまま
その人の次なる
「驚かせる」の震度の強さに
還元される──





ここでいう「驚き」は
「感動」とか
「魂のふるえ」とか
「人知を超えた何か」
言い換えても
いいかもしれません。





ウソいつわりなく
驚いたことがある人でなければ
人を驚かすことなんて
できるはずもなく
驚いた「そのこと」だからこそ
驚いたその人は
「そのこと」を誰かに伝えたいと
抑制の効かない衝動のまま
「行動」に突き動かされます。






うろ覚えですが
哲学者の池田明子さんが
どうすれば人は
あたり前の日常
あたり前の「自分」という存在について
「(哲学的に)考える」ことができるのか?
という問いに対し
あたり前の日常
あたり前の「自分」という存在
に対する
「驚き」しかない

そんなニュアンスのことを
何かの著書のなかに
書き記していた覚えがあります。




つまり
過去の
名のある哲学者たちも
名もなき哲学者たちも
多くの人が
気にも留めない
特異な部分に
こころの奥深くが
激震するほどに
「驚いた」からこそ
「考える」という「行動」を
衝動のままに
始めていった

というわけですね。





むろん
「驚き」の対象となるものも
受けた「驚き」の震度
人それぞれ
さまざまで
それは哲学に限らず
ありとあらゆる「驚き」は
この世界の
いたるところで
起爆し続けています。





一杯のラーメンに
驚いたその人は
自分もまた
この味かそれ以上の
美味いラーメンを
作れるかもしれないと
行動を始めるかもしれません。

野球選手の
奇跡的なピッチングに
驚いたその人は
自分もまた
この選手かそれ以上の
いいピッチャーに
なれるかもしれないと
行動を始めるかもしれません。

ユーチューバーだって
ダンサーだって
絵描きだって
職人だって
弁護士だって
なんだってそうです。





そんなふうにして
アースフルに
地球における「人類史」を
とらえて見るなら
動物の骨を
道具にできることを発見した(驚いた)
猿が暮らしていた
その頃から──


↓映画「2001年宇宙の旅」より
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出典:caseycalouette.com



人類史とは
「驚き」の波及と連鎖が
途切れることなく
紡がれてきた結晶だとも
言えるのかもしれません。






無題
雨の日はいつもテンションMAX








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