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足がない人が、足がないことに困っているとは限らない

本日もお越しいただき
ありがとうございます


先日の勤務中
高齢者たちを
見守りしていると
ふと
パラリンピックに向けて
汗を流す
車椅子バスケの選手たちが
ニュースのなかで
ピックアップされていたのですが




切断された足が
クローズアップされたとき
ほぼ反射的に
「かわいそうに」
という言葉が
高齢者たちから
上がったんですね




今回のケースに限らず
こういった
表面の情報だけを
切り取って
反射的な
反応をすることは
高齢者しかり
子供にも
大人にも
誰にでも
よく見られる
光景ですが





こんなときこそ
木村拓哉さんの
あの名台詞
「ちょ待てよ」にならった
ChoMateyo_convert_20180905000258.jpg
出典:newsoku.blog
「結論を急がない」
アースフルな姿勢が
大切です




表面だけの情報を
切り取ったなら
足がないことは
「事実」です

けれども
「かわいそう」かどうかは
まったくの不確定要素

なんですよね




仮にぼくが
足がない立場だったなら
「かわいそう」だなんて
表面的な言葉
ちっともうれしくないし
むしろ
腹立たしくさえ
思うかもしれません




身体的な障害に
とどまりません

ホームレスの人が
ホームレスであることに
困っているとは
限りません
むしろそのことを
誇りにすら
思っている人も
いるかもしれません




逆に
裕福な邸宅に住む
裕福な身なりの人が
十二分な
富を持っている
にもかかわらず
人生に
むなしさを感じている
こころが
満たされない
日々を送っている
そんなケースだって
決して
少なくないと
思うんですね





このように
踏まえれば
人は決して
目先の情報だけで
推し量れる
そんな簡単な
存在でないことは
自明の理です





アスニストなぼくらは
一人の人間の
表面的な情報の
その奥にあるものを
探り当てる

そういう姿勢で
人やものごとを
とらえていきたいものです

わかってはいても
つい…
ってことも
ありますけどね

ぼくも
疲れているときなどに
うっかりよく
やらかします

「表面だけ
切り取っちゃったなあ」
ってこと





ちなみにぼくは
表面的な情報から
少なくない頻度で
変な人に見られたり
アタマがおかしい人に
見られることが
あるのですが──





それは
実際そのとおりです笑



今日も
ありがとうございました






nomiya-beans_convert_20180906211849.jpg
出典:renote.jp
今日書いたことを
ぼくに教えてくれたのは
井上雄彦さんでもあります

北海道胆振にも
届きますように






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