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「自分」は常に、自分の仕事を見ている一番目のお客さん

本日もお越しいただき
ありがとうございます




ぼくの普段の仕事は
介護福祉士です




サービスを提供する
対象者は
主に
認知症を抱えながら
身体機能や
運動機能の
低下や病など
様々な負の要素が
複雑に結びつきあって
自分一人だけでは
生活していくことが
困難になった高齢者と

仕事や
家庭内の事情で
高齢になった家族を
託さざるをえなくなった
その下の世代の
家族です





やりやすいスタッフや
やりにくいスタッフとも
どうにか連携しながら
理想と妥協
そして
労力と対価の
狭間のなかで

手を抜こうと思えば
際限なく
手が抜ける仕事ですし
手を加えようと思えば
際限なく
手を加えようがある仕事です




ですが
つまるところ
どんなお仕事だって
そうなんですよね





そして
どんな仕事であっても
行き着く先には
「人間のための仕事」
しかないことが
アースフルなビジョンでは
見えてくることになります





漁業だって
獲った魚を
人間に食べてもらうための
お仕事です

町工場の部品メーカーだって
人間が使う道具のための
全体の一部を形作る
そんなお仕事です

生きものを
駆除したり
保護する仕事も
人間の価値基準による
人間のためのお仕事です

プロスポーツ選手だって
観戦することを
夢を見させてくれることを
楽しみにしている
人間に対する
人間による
人間のためのお仕事です




ここでさらに
まあるい地球が
見えるところまで
高い地点から
フォーカスしてみましょう





すると実は
ぼくたち人間には
究極的な
「サービス提供対象者」
存在することが
見えてくることになります




その相手とは──
「自分」です




自分は
「自分」であるのと同時に
「他人」でもあるんですね


なぜなら
ぼくら人間は
「自分」を
100%自由に
コントロールすることができません

「明日」の自分のことを
「今日」わかることができません

100%「自分」のすべてのことを
理解することができません


よって
8月3日の記事にも記した
人は自分のことさえも最期までわからない
という真実を
どうしたってぼくらは
認めざるをえないのです




そんな
「自分」というお客さんが
誰よりも
自分のお店を
一番ひいきにしてくれる
こころから
笑顔になってくれる

自分が
生き生きと
笑って仕事ができれば
その笑顔は
他のお客さんたちにも
水面に落ちた
水滴の波紋のように
どこまでもどこまでも
波及していくのかもしれません

water_efficiency_Long_Beach_Blue_program_convert_20180816201224.jpg
出典:www.energymanagertoday.com




そうは言っても
仕事は
キレイごとばかりでは
いかないことのほうが多いし
口ではなんとでも
キレイごとを
言えてしまうわけですが

それでも
ほんのひと握りの
ちゃちな理想でも
せめてそれだけは
落とさないように
にぎりしめ
たとえ落としてしまったとしても
押し寄せる人波に
それを踏みつぶされないように
かがんで守る

そんな仕事が
できたらいいなあと
そんなことを思う
夜勤明けの朝でした





今日も
ありがとうございました





IMG_20180818_104539.jpg
ずんだシェイクより美味いシェイクはないだろうと
本気で思う




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