2019/01/07
押してダメなら引いてみる ~ドアの法則~
いくら押しても
開かないドアが
引いてみたら
「押した苦労は
なんだったの?」
というくらい
あっさりとまあ
開いてしまう
ということが
人生の様々な場面において
あったりするものですが
このことは
認知症高齢者の
対応に関しても
同じことが言えて
「(意地でも)家に帰る」という
帰宅願望MAXな方に
今日は帰れないことを
あらゆる方便を使い
どうにか言い聞かせる
という場面が
高齢者施設あるあるなのですが
それでも頑なに
言い聞かせようと
すればするほどに
相手はこころを閉ざし
危険を察知した
ハリネズミのように
体をトゲで覆い
ますます
頑なになってしまいます

こんなときこそ
押してダメなら
引いてみる
です
「一人では危ないので
一緒に帰りましょうか」と
一時的な
方向性の共感を示し
玄関まで一緒に歩き
「鍵がかかっていて
出れないみたいなので
鍵を探してきますね」
といった具合に
わずかな時間でも
「相手の意思」を共有する
それだけで
帰りたかった当人の気が
だいぶ済んでしまうということが
よくあることなんですね
そこから
まったく関係がない方向性に
話をふって
帰りたかった意思や動機を
忘れさせてしまう
とまでできる方は
介護福祉士のセンス
抜群だと思います
(ぼくはまだまだですね苦笑)
「いま夕飯の準備をしているので
それが終わったら自宅までお送りしますので
それでもいいですか?」
とか
「○○さん(息子や娘)が
お迎えに来てくださるそうなので
しばしお待ちくださいね」
とか
高齢者の個性や介護度
その日の状態や
自分の業務の役割や
施設のその日の状況など
押し引きの使い分けは
その場所そのときによって
ケースバイケースです
つまり
通常の人間関係が
そうであるように
介護にも
絶対的な正解なんてないんですね
それでも
聞き入れてもらえないときの
最後の手段は
徹底した
「共感」や「同調」
これに尽きるかもしれません
ひたすらに
相手の帰りたい気持ちに
「家に帰りたいんですね」と
「私にもそんなときがあります」と
なるべく片手間ではなく
真正面から向き合い
同調し
気持ちに寄り添う
当人が
かたくなであればあるほど
時間がかかりますが
それでも
この方法で
うまくいかなかったケースは
ほとんどない気がします
そして
このドアの法則は
認知症高齢者に限らず
通常の人間関係でも
応用が利くものだと
ぼくは考えます
どうしても
苦手で
嫌いで
避けて通るものの
顔を合わせなければならない人は
どこに場所を変えても
一人は現れるのが
「2」の世界の摂理ですが
(その相手が
住まいをともにする
家族の中にいるとなると
大変なことです)
そういう人には
おもいきって
飛び込んでみる
その人が
好きで好きでたまらないと
思い込んでみる
その人の
好きだと思える部分を
どうにかひとつ探し出し
褒めてみる
前触れもなく
受動的に
嫌な思いをするとき
人は深く傷つきますが
「嫌な思いをして当然」
くらいの構えで
能動的に
自ら飛び込むとき
たとえ本当に
嫌な思いをしたとしても
そのダメージは
前者より明らかに
少なかったりします
そんなふうにして
押してダメなら
引いてみたり
引いてダメなら
押してみたり
その選択が
正しいかどうかを
判断基準にするだけではなく
ときには
パターン化された
自分の日常行動とは
まったく違うことをしてみる
という
ちょっとした冒険には
必ずや
アースフルな
豊かな発見と体験が
待ち受けていると
そんなふうに思います
今日も
ありがとうございました

人気ブログランキング
2019年の1月から
有料メルマガ
友資の『アースフルネスビジョンで彩る豊かな人生』を
創刊しました
メルマガでは
「アースフルネスライフを生きる」の
記事についての動画解説や
いただいた質問に
動画でお答えするコーナーをメインに
ブログではなかなかお話できないことや
脳科学や微生物学からひも解く
アースフルネスや精神世界のお話
社会をアースフルネスに読み解くお話や
ぼく独自の健康法や体験談
その他にも
手探り手探りで
人生を豊かにしうる
思いつく限りのあらゆるトピックに
踏み込んだコンテンツを
設けていきます
くだらない質問でも
切実な悩みでも
単なる報告でも
可能な限り
動画でレスポンスさせていただき
向き合わせていただきますので
ぼくと購読者のみなさんとの
円環のなかで
ともにアースフルネスライフを
はぐくんでいきませんか
動画でお応えする
質問に関しては
こちらからどうぞ↓
すでに受け付けております
tomophex777@yahoo.co.jp
ブログのコメントから
「非公開」という形でも
大丈夫ですし
メールフォームからなんかでも
大丈夫です
不可解
かつ
敷居が高く見られてしまう
ぼくのブログですが
まったくそんなことはない
ということが
メルマガを通じて
感じてもらえると思うので
どうか気楽に
気構えず遊びにいらしてください
初月無料ということで
お気に召さなければ
いつでも解約可能です
誰が契約して
誰が解約したかといった
個人情報は
いっさいぼくは
知ることができないシステムになっているので
その点もご安心ください^^
セミナーやセッションには
もちろん
それぞれの良さが
あるのですが
それらのものは
一回だけで
何千円何万円と
決して安くはない金額を要し
まったく同じものを
くり返し見ることができませんが
メルマガ動画でのやり取りは
好きなときに
好きなだけ
半永久的に確認や復習ができるうえに
じっくりと練ってから
好きなタイミングで
好きな質問や意見を
送っていただけますし
月4回のうち2回が動画配信として
1回が300円ちょっとで
残り2回の文字の記事も併せて
何度も見れると考えれば
交通費もかからず
コスパという意味でも
申し分ないかと思います
世知辛い時代に在りながら
税抜き620円の身銭を
切ってくださる
購読者のみなさんに
620円以上の価値を
お届けできるよう
精進して参ります
開かないドアが
引いてみたら
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コメント
コルキナさん
あけましておめでとうございます。
コルキナさんが、
たまにこうして会いに来てくださる喜びは、
なにものにも代えがたいもので。
いつも、古い友人が会いに来てくれたような、
逝ってしまった友人が帰って来たかのような、
満たされた気持ちになります。
ブログ、やっててよかったあ^^
メルマガは、
これからどう転ぶのか自分でもまったく予測不可能ですが、
衝動のままに、
やれるところまでやってみたいですね。
コルキナさんにとっても、
豊かな体験が実る良い1年でありますように。
こちらこそ、今年もお世話になります(^-^)
2019/01/07 23:17 by 友資 URL 編集
謹賀新年
ご本人はもちろんのこと、ご家族、ご友人、ブログとメールマガジンの読者の皆様全てにとって、良い年になりますように。本年もどうぞよろしく(^-^)。
2019/01/07 17:13 by コルキナ URL 編集