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「葬式仏教から生式仏教へ」僧侶・高橋卓志

本日もお越しいただき
ありがとうございます




12月17日放送の
NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」を見ました




密着取材の相手は
その人が
「この世で生きた証し」
共有することを
「葬儀の場」と定義し
100人いれば
100通りの送り方があると
型破りで
あたたかな葬儀を
創り出してきたとされる
僧侶の高橋卓志さんです
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出典:oreno-trend.biz




ぼくの経験上
過去
死者の弔いに
かかわった
そのすべての葬儀において
必ずや通過してきた儀礼が
仏教を主軸とした
お葬式ですが

死者を介してしか
かかわることがない仏教

というのは
よくよく考えてみれば
不思議なことです




なぜなら
釈迦(ブッダ)が残した
言葉や哲学を
読み解くなら
「今を生きる人」にこそ
活かされるべきもの
であることは
あまりに
明白だからです




にもかかわらず
生きていると
認識していた人が
二度と動かない
という
非日常性

ぽっかり空いた隙間に
便乗するかのように
何十万
何百万単位の
お金が動き
支払った金額によって
戒名に等級(ランク付け)
成されることもある
という滑稽さ




釈迦(ブッダ)の
言葉の本質から
かけ離れた
葬式仏教
疑問を抱いてきた
ぼくですが




現に
高橋僧侶は
子供の頃に
「お前んとこは人が死ぬと儲かるんだな」
という言葉を
浴びせられ
こころの傷となり
苦しみとなったといいます




遺族と
亡き人へ
寄り添うような
聞き取りから
形作られていく
高橋僧侶の
型通りではない
ケースバイケースの葬儀

そして
遺族が負担する
葬儀費用を抑えるために
葬祭業者を
なるべく入れずに
できることは自分でするという
誠実な姿勢は

「唄うべき歌は今なお唄い続けている」
アリとキリギリス

の記事でご紹介した
「納得」
遺族に
もたらしていきます




「住職」とは
そもそもは「十職」だったと
高橋僧侶は
語るのですが

これは
葬式だけの
住職ではなく
学校の先生だったり
土木の仕事をしていたり
十の職(プロフェッション)を持つ
総合的なコーディネーター
地域のプロデューサー

お坊さんの役割だった
ということなんですね




住職ではなく
「十職」として
高橋僧侶は
地域に対して
配食サービス
訪問介護
成年後見人などの
ネットワークを形成し
NPOバンクの設立にも
携わり
地域への
様々な貢献の手を
差し伸べていきます




最後に
プロフェッショナルとは?
と問われた
高橋僧侶は
こんなふうに答えます




坊さんという
宗教的な特権に
頼るのではなく
一人の人間として
視点と立脚点を
社会に置く
そしてその社会にあふれる
様々な苦しみを
緩和解消していく
それが坊さんだと思います





一人の人間として
視点と立脚点を
社会に置き
葬式のときだけの
仏教ではない
パワースポットブームや
バラエティ番組の
暇つぶし扱いにとどまらない
リアルタイムに
社会に息づく
「生きること」
それ自体を儀式とするような
苦楽を生の証しとし
生そのものを式する
そんな仏教

波及していくことを
陰ながら祈りつつ

特定の宗教に
属さない立場のぼくもまた
微力ながら
下支えになっていきたいです




今日も
ありがとうございました



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コメント

ひまわりさん

ひまわりさん、おはようございます。

確かにそうですね。
お互いの成長のための集団化であったはずのものが、
いつの間にか上下階級ができて、
個の成長ではなく利害や組織存続のほうが重要視されるようになってしまうっていう人間の性は、
宗教に限らず社会のどこにでも見ることができますよね。



AIのほうがより神格化されやすいだろうし、
上手に教祖として立ち回りそうです。
なんせ、感情や罪穢れに侵されることのない(ようにプログラミングされた場合)AIのその姿は、
ある意味では宗教人の理想ですもんね。
初音ミクの神格化に、近いものを感じます。
けれども初音ミクを否定したいわけではなく、
それを扱う人次第なんでしょうね。


「個」が原点に還る。
極めて少数の人間になら可能かもしれないのですが、
多数派として根付かせるとなると、
これは人類究極の難題かもしれません。

おはようございます。

「真理の言葉(教え)」が「宗教」に変わる時、欲が発生します。個が集団になると欲にまみれるように。(利害)

布教は大事だけど、それは真理ではないというのが宗教団体のジレンマでもあるわけですが、結局宗教団体は「教え」を理由に、あるいは捻じ曲げて「利害」を調整する集団になってしまうのですよね。それが集団の原理です。

そういう意味でも、個(人)は「宗教」ではなく原点である「教え」に還らなければいけないと私は思います。

まあ、これもお釈迦様の時代から言われていたことですけどね。

AI宗教も結局、既存の宗教と何ら変わりないものとなるでしょう。なぜなら、AIを教祖とした宗教団体を形成するだろうからです。

ひまわりさん

ひまわりさん、こんばんは。

宗教に限らず、
いつの時代も利権や特権はついてまわりますね。

そしてそういうものにしがみついてしまう人というのは決まって、
利権や特権が自分の幸福を保証してくれるものだと思い込んでます。

それはそれでその人の人生なのですが、
せめて宗教人だけでも原点に立ち返り、
利権や特権では得られない幸福を示すため、
もっと立ち上がってもらいたいですね。

じゃないと、人はどんどんとAIが提供してくれる利便性や、
うわべだけの快楽によって形骸化されていってしまいます。

そうしてAIが宗教を説く時代も、
やがては訪れるのかもしれませんね。

おはようございます。

今の宗教は仏教に限らず形骸化してますからね。

原点に戻らないといけないんじゃないかなと私は思います。

でも利権と特権に毒されて宗教者も信者も共に邪を捨てることができない。

まあ、これはお釈迦様の時代と全然変わらない状況なのですけどね。

つまり普遍的に「個々の意識が試されている」ということなのかもしれません。

えびはんさん

えびはんさん、こんばんは。

ほんと、道端やお墓参りで見かけることはあっても、
実際に接触して対話をするような機会っていうのは、
お葬式のときぐらいですよね。


葬儀の形態も多様化して、
檀家の数が減り続けているという現代なので、
住職さんも改めて十職として社会に関わっていくことが求められるような、
四苦八苦と向き合う一般市民と、
お寺ではない場所でも向き合っていかなければならないような、
そんな転換期にあるのかもしれませんね。

No title

ほんとだ!生きること、生き方を教えてくれてるのに、お葬式でしかお坊さんに会わない!!朝興味をひかれました!!
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それぞれの世界の動画解説もあるので
まずは動画をみていただくことを
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  「2」の世界(天秤世界&父性世界)についての解説
  「1」の世界(縁起世界&母性世界への扉)についての解説 前編  後編
  「0」の世界(悟り世界&母性世界)についての解説 前編  後編

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