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「偉大な人」は不在の世界だよ

人間てやつはさ
「偉人」
めっぽう弱くて
「偉大」にも
めっぽう弱くて
「偉業」にも
てんでダメ




「偉勲」だとか
「偉功」
なんて
耳にしようものなら
その人物の
背中に
背光でも
見えているかのように
あがめたてまつる
「偉」がつくものが
大好物な
ぼくたち人間





けれどもね
実のところ
こんなところにこそ
有史以来の
最大の欺瞞(ウソ)
ひそんでたりもする

 



なぜなら
「1」の世界から
この世界を
見渡したなら
偉大も
偉業も
偉人も
偉勲も
それを成しえた
人物たちは
自分自身の
力だけでは 
その指先を
動かすことすらも
かなえることが
できなかったこと

はっきりと
見えることになるから




そして
この世界には
「偉大な人」が
いるのではなく

誰の手によるものでもなく
誰の手でもあるかのごとく
「偉大なこと」
それだけが
起こり続けている

ただそれだけの
世界であることが
はっきりと
見えることになるから




 
釈迦も 借金取りも
イエスも イエスマンも
すべての存在が 
無理非の存在
すべての存在が 
無優劣の存在さ
「1」のビジョンにおいてはね




だから
ぼくは言うよ

この世界において
「偉大な人」には
残念ながら
一人として
なることはできない

けれども
「偉大」とは
対極にある
自分のことを
ムダに
卑下したり
ムダに
他人と自分とを
比べて
身動きが取れない
不自由を
強要される
見えない足枷を
外すことは
ぼくにだって
きみにだって
できることさ




そうしたら
もう
「偉い」か
「偉くない」か

なんてことは
どうでもよくなる





「今ある
手持ちの手ふだで
できることをやる」
ただそれだけの
一見すると
シンプルだけれど
篩(ふるい)にこそ
活かされた
最大限(フル)に
「自分」を活かした
豊かな人生が
そこには
待ち受けているんだ

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詩で語る
アースフルネスのコーナー
でした
今日も
ありがとうございました





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コメント

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バーソさん

バーソさん、いつもありがとうございます。


はい、どうやらぼくはラッパーに憧れているようです笑
音楽的なリズム感や、流暢に喋れる能力があったなら、
ラップを通してこういった言葉を紡いでいたかもしれませんね。


「タレント」の語源、ああ、そういうことだったんですね。

自分にどんな手札があるかを知ることは、
いい人生を送るための大原則のように思います。
手札は、取り巻く人間関係や人生経験など、
あらゆるものが手札になりえますよね。


大小あれど、
どの人のものも天から与えられたものでしかない、という意味では、
すべての人が「天才でしかない」とも、
言えるのかもしれません。



それと、言い忘れてしまっていたことがあるのですが、
コメントがなかなかできないということでしたが、
そんなことはまったく気になさらず、
読みたいときに読んでいただいて、
コメントしたいときにしてもらって、
バーソさんがいちばん気持ちのいいようにしてくださるのが、
一番うれしいです^^

おはようございます

とかくマスコミは誇大表現が好きですね。
ちょっと美しいと、美しすぎると言い、
ちょっと泣くと、号泣なんて言います。
それとは別に、
人間が偉大とか偉業とか「偉」の字が好きなのは、
そう成れた類まれな「才能」や「努力」に感心し、
自分もそうなりたいと憧れるからでしょうか。

ですが、
「今ある手持ちの手ふだで、できることをやる」
これもいいですね。
すべての人が偉人になり、偉業を成し遂げるわけではないが、
すべての人は自分の手札を活かすことはできるのですね。

聖書に「タラントの例え」という話があります。
タラントというのは聖書時代の貨幣の最大単位で、
金1タラントの重さは現代で換算すると23万ドルに相当します。

話は、主人が長い旅に出る前に、召使にタラントを預けます。
ある人には5タラント、ある人には2タラント、ある人には1タラントを
預け、それぞれの人は委ねられたタラントを用いて商売をしなさい
と主人は命じて旅立ったのですが、
そのタラントを十分に活かした人が、あとで主人なら褒められます。

この「タラント」から「タレント(才能)」という言葉ができました。
人はみな、大小の違いはあるが、「才能」を天から与えられている
という話で、だから「才能」を「賜物」と呼ぶ場合があります。

「釈迦も 借金取りも」は、韻を踏んでいるのですね。(*^^)v
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