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すべての「寄る辺なき者たち」へ 映画「ボヘミアン・ラプソディ」

伝説となったロックバンド
「QUEEN(クィーン)」のボーカル
フレディ・マーキュリー
その生涯を描いた
話題の伝記映画
「ボヘミアン・ラプソディ」
昨夜見て参りました
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「ボヘミアン」
映画評論家の
町山智浩さんの解説によると
「寄る辺なき者」という
意味があるそうです




CMだったり
ドラマだったり
あらゆる場面で
何度となく
耳にしてきた
クイーンの楽曲は
どうしてもその
キャッチーさが先行してしまい
人と同じものを
極端に避けていた
若かりし頃(中二病)のぼくは
当時の同性愛者の
ムーブメントだったとされる
フレディマー・キュリーの
筋肉質で
ハードゲイ的な
異様な出で立ちや
過剰なパフォーマンスも相まって
自分とは
縁がないアーティストのように
解釈してしまい
なんとなく
深入りすることなく
やり過ごしてきてしまったのですが




そんな
過去に築かれた
ちまちました
先入観は
今回の映画で
ぶっ飛びました





そのキャッチーな
音楽性にも
出で立ちにも
すべてに
そうなるに至った
筋道があったことを
映画的
音楽的な感動の
つぶてが降り注ぐのとともに
思い知らされることになった
のです




歯が浮き出た
自らの容姿や
ペルシャ系の両親から
授かった名前(本名ファルーク・バルサラ)を
改名してしまったこと
一人の女性を
純真に想いながらも
肉体的には
男性を求めてしまう自分
といった
様々なコンプレックスへの
ロック的な反骨精神
あるいは
コンプレックスをも
人生の豊かさへと
昇華させんがための
ナルシストな
パフォーマンスだったり
豪華な衣装や女装
「クイーン」のバンド名
(ドラァグクイーンを
示したバンド名とも
言われてるそうです)
だった
ことが
映画を通して
理解することができたんですね




フレディを見ていると
自分の中に
確固とした
「美意識」
あるいは
「真・善・美」を持っている人間は
つくづく強いなと
思わされます




ぼくが出逢ってきた
魅力的な人や
強く
あたたかいこころの
持ち主たちは
総じて
自分の中の
「美意識」みたいなものが
確立している方が
ほとんどです




とはいえ
人間ですから
どんなに
確固たるものを
持った者でも
誰しもが
自分の中に
宿された
「美しさ」ではない
「醜さ」とも
向き合うことを
避けることができません





けれども
確固たるものを
持つ者は
それが羅針盤となり
「醜い自分」をも
豊かさに変換していく
そんなエネルギーをも
同時に
宿しているんですね

フレディが
そうであるように





実はそれは
誰の中にもあって
誰からも
奪うことができない
「0」の世界からの
贈りもの
なのですが

持っていることに
気づかぬ者は
他人や社会が決めた
価値観や人生観に沿って
その人生を
歩み終えてしまいます





映画の終盤

当時の
社会的な
差別意識によって
公表することが
かなわなかった
セクシャリティの問題や
HIV感染
孤独に抱えながら
限られた時間をしか
生きられない
フレディは
メンバーとともに
世界150ヶ国で放送された
過去最大規模の
チャリティーコンサート
「ライブエイド(1985年)」の舞台へと
立ち上がります




最後の一曲として
唄われ
名盤「オペラ座の夜」よりも
早い時期に
完成していたという
「We are the champion」
別れの意味
込められた一曲で
奇しくも
死を目前とした
予言的一曲
となったことは
若かりし頃の自分には
想像することすら
できませんでした

いかにも
アメリカ的な
盲目的な
自国愛の歌のように
受け止めていたんですね




高らかに
なりひびく
フレディの
「ぼくたちは
勝者なんだ」

というメッセージは

地面に倒され
砂を舐めさせられ
顔を蹴られるような
様々な悲しみや
様々な屈辱を
抱えている
そんな
「寄る辺なき者たち」にも

誰にも
奪えない
誰にも
破壊できないものが
宿されていることを
伝えたかった
フレディからの
最期の贈りもの
だったのかもしれません







今日も
ありがとうございました




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