2018/11/10
なりたい自分は「手段」前進することが「目的」 映画イコライザー
本日もお越しいただき
ありがとうございます
面白いから
ぜったい見ろよと
何度も何度も
勧められたにもかかわらず
タイミングが
合わなかったり
なにがしかが重なって
借りて見ることすらも
忘れてしまった映画を
なんらかのきっかけでもって
思い出し
その頃の熱量も
冷めた状態で
何気なく見始めたなら──
「マジか(いい意味で)」
としか
言語化できないような
生涯ベスト級の映画に
出会う
というサプライズが
このリアル人生ゲームの
旅路のなかでは
稀に(いやけっこう)
起こることで
今日
ご紹介する映画
「イコライザー」もまた
ぼくのなかで
そんな映画の
一本となりました
※少しネタバレあります

出典:www.bestbuy.com
「ナメてた相手が
実は殺人マシンでした映画」
という
独自の映画ジャンルを
映画ライターの
ギンティ小林さんが
提唱されていますが

出典:www.tbsradio.jp
「イコライザー」は
そのジャンル映画の
金字塔的作品だと言って
差しつかえなさそうです
ナメられてる相手とは
デンゼルワシントン演じる
主人公マッコールで
ジャンル名のとおり
彼は
殺人のスペシャリストで
元CIA工作員という
肩書きを持つ
人物なわけですが
ナメられ要素として
普段は
読書を愛し
強迫性障害を
彷彿とさせる
規律正しさを
抱えながらも
つつましい生活の中で
周囲の
社会的弱者たちに
さりげない
おせっかいを焼く
非暴力主義的にしか
認識できないような
こころやさしい
中年おじさん
というものがあります
そんなマッコールが
同じホームセンターに勤務する
肥満体の同僚が
警備員の試験に
合格するための
ダイエットの監視役を
請け負っていることがわかる
ワンシーンがあるのですが
ジャンクフードへの欲求を
捨てきれない同僚に
「完璧より前進」と
マッコールが
声をかける
そんなシーンが
あるんですね
なんどきも
哲学的な言葉を
さらりと言ってしまう
マッコールなのですが
仰々しく
語られるよりも
むしろ
さらりと語られたほうが
琴線にふれる
ということも
あるのかもしれませんね
「完璧より前進」
この言葉は
誰にとっても
あてはまるとも言える
重要な言葉です
完璧主義を
貫こうとすることは
往々にして
失敗に終わることが
多いものですが──
それもそのはず
釈迦(ブッダ)が
三法印のなかの
「一切皆苦」を
説いたように
この世は
「万事が万事
自分の思い通りには
いかない世界」
なので
「完璧を目指すこと」は
可能であっても
「完璧であり続けること」は
すべてのものが
変化し続ける
この「2」の世界の
万物流転の法則に
反するわけです
そんな
現実味のない
高すぎるハードルを
掲げ続け
疲弊して
やがて
意気消沈するよりも
今の立ち位置から
たったの一歩ずつでも
前進する
今の立ち位置から
一歩の距離だけの
簡単な難易度のものに
挑むことを
一日一日
繋げていくことが
遠回りに見えて
実のところ
現実的な
継続への道であり
目的への
一番の近道のような
そんな気がしてなりません
少しずつ少しずつ
前進することをこそ
むしろ
目的化してしまい
なりたい自分というものを
前進のための
モチベーションという
手段化に
反転させてしまう
それが
アースフルネス的
「完璧より前進論」かもしれません
なりたい自分は「手段」
前進することが「目的」
です
映画は
韓国の刃物系アクション映画や
スプラッタ映画が
苦手な方には
あまりお勧めできませんが
個人的には
「前進」への勇気をもらった
忘れがたい一作です
ちなみに
見て早速に
上映中と耳にしていた
「イコライザー2」を
検索してみたところ
東京で上映する期間も映画館も
残りわずかなようです
うーん
行けるだろうか泣
今日も
ありがとうございました

人気ブログランキング
ありがとうございます
面白いから
ぜったい見ろよと
何度も何度も
勧められたにもかかわらず
タイミングが
合わなかったり
なにがしかが重なって
借りて見ることすらも
忘れてしまった映画を
なんらかのきっかけでもって
思い出し
その頃の熱量も
冷めた状態で
何気なく見始めたなら──
「マジか(いい意味で)」
としか
言語化できないような
生涯ベスト級の映画に
出会う
というサプライズが
このリアル人生ゲームの
旅路のなかでは
稀に(いやけっこう)
起こることで
今日
ご紹介する映画
「イコライザー」もまた
ぼくのなかで
そんな映画の
一本となりました
※少しネタバレあります

出典:www.bestbuy.com
「ナメてた相手が
実は殺人マシンでした映画」
という
独自の映画ジャンルを
映画ライターの
ギンティ小林さんが
提唱されていますが

出典:www.tbsradio.jp
「イコライザー」は
そのジャンル映画の
金字塔的作品だと言って
差しつかえなさそうです
ナメられてる相手とは
デンゼルワシントン演じる
主人公マッコールで
ジャンル名のとおり
彼は
殺人のスペシャリストで
元CIA工作員という
肩書きを持つ
人物なわけですが
ナメられ要素として
普段は
読書を愛し
強迫性障害を
彷彿とさせる
規律正しさを
抱えながらも
つつましい生活の中で
周囲の
社会的弱者たちに
さりげない
おせっかいを焼く
非暴力主義的にしか
認識できないような
こころやさしい
中年おじさん
というものがあります
そんなマッコールが
同じホームセンターに勤務する
肥満体の同僚が
警備員の試験に
合格するための
ダイエットの監視役を
請け負っていることがわかる
ワンシーンがあるのですが
ジャンクフードへの欲求を
捨てきれない同僚に
「完璧より前進」と
マッコールが
声をかける
そんなシーンが
あるんですね
なんどきも
哲学的な言葉を
さらりと言ってしまう
マッコールなのですが
仰々しく
語られるよりも
むしろ
さらりと語られたほうが
琴線にふれる
ということも
あるのかもしれませんね
「完璧より前進」
この言葉は
誰にとっても
あてはまるとも言える
重要な言葉です
完璧主義を
貫こうとすることは
往々にして
失敗に終わることが
多いものですが──
それもそのはず
釈迦(ブッダ)が
三法印のなかの
「一切皆苦」を
説いたように
この世は
「万事が万事
自分の思い通りには
いかない世界」
なので
「完璧を目指すこと」は
可能であっても
「完璧であり続けること」は
すべてのものが
変化し続ける
この「2」の世界の
万物流転の法則に
反するわけです
そんな
現実味のない
高すぎるハードルを
掲げ続け
疲弊して
やがて
意気消沈するよりも
今の立ち位置から
たったの一歩ずつでも
前進する
今の立ち位置から
一歩の距離だけの
簡単な難易度のものに
挑むことを
一日一日
繋げていくことが
遠回りに見えて
実のところ
現実的な
継続への道であり
目的への
一番の近道のような
そんな気がしてなりません
少しずつ少しずつ
前進することをこそ
むしろ
目的化してしまい
なりたい自分というものを
前進のための
モチベーションという
手段化に
反転させてしまう
それが
アースフルネス的
「完璧より前進論」かもしれません
なりたい自分は「手段」
前進することが「目的」
です
映画は
韓国の刃物系アクション映画や
スプラッタ映画が
苦手な方には
あまりお勧めできませんが
個人的には
「前進」への勇気をもらった
忘れがたい一作です
ちなみに
見て早速に
上映中と耳にしていた
「イコライザー2」を
検索してみたところ
東京で上映する期間も映画館も
残りわずかなようです
うーん
行けるだろうか泣
今日も
ありがとうございました
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コメント
承認待ちコメント
2018/11/14 15:04 by 編集
てここさん
コメントくださりありがとうございます。
てここさんもきっとそうなんだと思うのですが、
映画はぼくにとって生きる糧で、映画に何度も救われてきました。
イコライザーは暴力描写さえ苦手でなければ間違いなくおすすめです!
2018/11/11 12:53 by 友資 URL 編集
はじめまして。
同じく映画好きの方に見ていただけて嬉しいです!ありがとうございます。
『イコライザー』おもしろそうですね、今度私も観てみようと思います!
2018/11/11 11:29 by てここ。 URL 編集