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「虫歯も歯周病も「自然治癒力」で治せる」小峰一雄 中編

本日もお越しいただき
ありがとうございます

本日は昨日の記事
「虫歯も歯周病も「自然治癒力」で治せる」小峰一雄 前編の続き
「後編」
予定だったのですが
外せない
重要個所を
ピックアップしていったら
後編としてまとめるには
字数が多くなってしまったので
「中編」ということに
変更させていただきました




小峰一雄ドクターが
くつがえす歯の常識は
まだあります

たとえば
ほとんどの歯医者は
なんでもないことのように
神経を抜くこと
いといませんが

歯の神経は
歯に必要な栄養や水分を
運ぶ働きをしています
にもかかわらず
神経を抜くということは
その運搬ルートを
シャットアウトしてしまう
のと
同じことのようです




歯はやがて
枯れたような状態となり
枯れ木のように
前触れもなくポキンと
折れてしまうというんですね




抜歯もまた
一般的にイメージされるよりも
ダメージが大きい行為のようで
歯槽骨という
歯を支える骨が
砂上の楼閣のように
崩れ始め
隣の歯は
グラグラになってしまいます




歯の数が
減れば減るほど
その負担を
残された歯で
補わなければならないため
残された歯の寿命も
短くなる
というんですね




また
歯を抜いた傷口から
有害な菌が
血液中に流れ込み
全身をまわって
菌血症になるケースがあったり

ときに
髄膜炎心筋梗塞
脳梗塞にまで
至るケースもあるとか

出血をともなう
歯科治療を受けた人が
三日間
献血を受けれないのは
このためのようですね




さらに近年
歯を抜いたあとに
病気になる
もう一つの原因として
注目されているのが
「ボーンキャビテーション」
呼ばれる現象で

歯を抜くと
そこにはぽっかりと
穴が空くものの
自然治癒力によって
穴がふさがっていくものですが
歯の根っこの
周りをおおっている膜が
残ってしまった場合
周囲の骨が
「まだ歯がある」と勘違いし
自然治癒力が
働かなくなってしまう
という現象が
あるようなんですね




この空洞には
やがて有害な菌が住み着き
癌などの重大な病気を
引き起こしてしまうことに
結びついてしまうそうです




「歯」が
全身の健康に
密接にかかわっている事実

これだけではありません




虫歯は
外側から進行するもの
一般的には
考えられてきましたが
実は
内側からも
虫歯は進行する
んですね

次のレントゲン写真は
本書から
抜粋させていただいたものです
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こういった症例は
歯科治療の現場では
よく見られる症例なんだそうですが
その原因を
追究する歯科医は
あまりいないそうです

こんなにも大事なことも
歯科医大では
教えないようですね




アメリカの
ラルフ・スタイマン博士は
「身体を流れている物質は
やがて歯の神経を通り
歯の表面に出てくる」

ということを
実証した論文を
発表しています




博士によれば
その原因は
ひとつに
「砂糖の取りすぎ」です




甘いものを食べると
歯が痛くなることがありますが
ぼくなんかは
義務教育の一環として
歯の外側に
砂糖が付着し
それが虫歯菌のエサとなり
歯を溶かしていくと
教えられてきましたし
今なおそれは
義務教育の現場で
続いてます




ところが実際は
外側からだけではなく
体内に入った砂糖と一緒に
有害な菌が
歯の内側にまで
到達することによっても
虫歯の原因は
作られていた
わけですね



他には
度を越えたストレス
平熱の低体温化
薬物の副作用などによる
唾液の口渇が
原因としてあるそうです




薬を飲んでいる人は
虫歯になりやすい

ということも
エビデンス(根拠)として
わかってきているようで
唾液が
出にくいことによって
有害な菌を
抑制できないため

という原因のみならず
この辺はもう少し
専門的で
複雑なようです




ここまで
小峰ドクターの
お話を聞いて
いかに歯は
予防が大事なのかが
わかっていただけたかと
思うのですが
予防歯科に関する考え方は
日本よりも
ヨーロッパ諸国のほうが
先を行きますね
(介護問題に引き続き
ここにもスウェーデン登場です)




ヨーロッパ諸国では
患者の虫歯を
予防すると報酬が得られ
虫歯ができて
削ることになってしまうと
報酬が減らされる
「合理的」保険システム

導入されていますが




日本はその逆
虫歯を削ると
報酬が得られる
よくよく考えてみれば
あまりに
「不合理」なシステム
なわけです




驚くべきことに
日本において
虫歯でない歯を
削られてしまっている人は
10人に9人
とも
言われているそうです



ご紹介したように
歯は
全身の健康とも
密接に結びついているので
これでは
歯を起因にした
病人が
増えるいっぽう
なわけです




歯は
ある意味では
資産である

提言された
このつぶやきも
歯を大事にすることの重要性を
再認識させてくれます






今日も
ありがとうございました

次回で
歯のお話は
完結の予定です




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