2018/11/02
ロックバンド「RADWIMPS」に見る「人間賛歌」と「諸法無我」とアースフルネス
一昨日
昨日と
映画「君の名は。」に
関する記事が
続いたからなのか
ロックバンド
RADWIMPS(ラッドウィンプス)のことを
書かずには
いられなくなりました

出典:twitter.com
「君の名は。」の
大ヒットによって
一躍
紅白に出場するような
国民的アーティストへと
駆け上がってしまい
少しさびしい気もする
ぼくでしたが
ある意味では
時間の問題だったのかもな
とも
思えてきます
近年
まれに見る
バンドメンバーの
うらやましいほどの
信頼関係と
チームワークに加え
ボーカルの
野田洋次郎さんの
無二の響きを
とどろかす
力強くも
儚く
深みに届く歌声
現代的な言葉や
古典的な言葉
英語までをも
縦横無尽に
哲学的に昇華させ
本当の意味で
一人の人間に
寄り添うような
ユーモア(ときにブラック)と
エモーションとを
洋次郎さんにしか
できない
多角的ビジョンでもって
歌詞に
編み込んでゆき
ヒップホップ
ハードコア
ダンスミュージック
ピアノ曲
あらゆるジャンルを
変幻自在に
取り入れ
RADWIMPS色に
染色させつつ
メジャーアーティストでありながら
味噌汁,Sという
パンクバンドや
別名義illionで
ソロ活動もするほどに
あふれ出る
実験的精神と
音楽的豊穣
天は
ときに
ひとりの人間に
何物でも
与えることも
あるようです
昨日の記事
映画「君の名は。」に見る
「常世(とこよ)」と「現世(うつしよ)」 後編において
架空の町
糸守町では
「黄昏時(たそがれどき)」を
「片割れ時(かたわれどき)」と
読む
映画の中だけの
設定があるという
お話をしましたが
「片割れ」という
ワードが
耳に飛び込んだとき
真っ先に
思い浮かんだのが
ぼくが
RADWIMPSの
ファンになるきっかけとなった
一曲
「億万笑者」でした
「二元性賛歌」
であり
「2」の世界賛歌
であり
「人間賛歌」
でもある
この一曲は
いまもってなお
ぼくの中の
座右の銘的な
曲のひとつと
なっておりますが
「だって
もうじき会えるんだ
片割れが
待ってんだ」
という部分は
まさに
映画「君の名は。」
そのものですし
新海誠監督は
この曲を聴いて
(あるいは知っていて)
RADWIMPSに
映画音楽のオファーを
依頼したのかもしれないなと
思ったものです
いやはや
RADWIMPSの
マスト曲を
あげていったら
ほんと
きりがないのですが
今日は最後に
もう一曲
「やどかり」という曲と
その歌詞も
ご紹介させてください
作詞作曲
野田洋次郎
オナラが恥ずかしくなったのはいつからだろう
涙隠すようになったのはいつからだろう
嘘をつけるようになったのはいつからだろう
裸が恥ずかしくなったのはいつからだろう
そうやって守りぬいたこの僕も
結局最後は消えてしまうのに
お金が欲しくなったのはいつからだろう
他人が羨ましくなったのはいつからだろう
誰かを嫌いになったのはいつからだろう
見えないものまで欲しくなったのはいつからだろう
そうやって手に入れたものもすべて
結局持ってなど逝けないのに
だからせめて今は持って行こう
両手にできるだけ持っておこう
その数がきっと 僕のこと
数えてくれる気がするから
夜眠れなくなったのはいつからだろう
あの星の居場所を知ったのはいつだったろう
子供から大人になったのはいつなんだろう
いつか僕も消えると知ったのはいつだったろう
語る想い出ができたのはいつからだろう
無くせないものができたのはいつからだろう
二度と「今」は来ないと知ったのはいつからだろう
知らないことがあると知ったのはいつだったろう
そうやって手に入れたいくつもの何かを
遺して僕は消えてゆくけど
だからせめて今は持って行こう抱えきれないほど持って行こう
抱えきれないほど持っておこう
そのすべてが今のこの僕を
形作っているものだから
そのすべてが今ここに僕が
存在したことの証だから
この曲は
まさに
「2」の世界の
すべての要素が
「1」の世界としての
自分自身を
形作っているという
「縁起」の
三つの骨子と
ぼくが考える
三法印(仏教用語)の
そのひとつ
「諸法無我(しょほうむが)」の世界観
そのものです
洋次郎さんは
数日前の記事
「授かりもの」だけしかない世界だよの
すべての
授かりものによって
「野田洋次郎(やどかり)」という
存在が
成り立っていることを
「授かりもの」である
貝殻(因果)の中に
見つけたのかもしれませんね
今日も
ありがとうございました
12月12日
RADWIMPSの
ニューアルバム(タイトル未定)が
発売されるそうですよ

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昨日と
映画「君の名は。」に
関する記事が
続いたからなのか
ロックバンド
RADWIMPS(ラッドウィンプス)のことを
書かずには
いられなくなりました

出典:twitter.com
「君の名は。」の
大ヒットによって
一躍
紅白に出場するような
国民的アーティストへと
駆け上がってしまい
少しさびしい気もする
ぼくでしたが
ある意味では
時間の問題だったのかもな
とも
思えてきます
近年
まれに見る
バンドメンバーの
うらやましいほどの
信頼関係と
チームワークに加え
ボーカルの
野田洋次郎さんの
無二の響きを
とどろかす
力強くも
儚く
深みに届く歌声
現代的な言葉や
古典的な言葉
英語までをも
縦横無尽に
哲学的に昇華させ
本当の意味で
一人の人間に
寄り添うような
ユーモア(ときにブラック)と
エモーションとを
洋次郎さんにしか
できない
多角的ビジョンでもって
歌詞に
編み込んでゆき
ヒップホップ
ハードコア
ダンスミュージック
ピアノ曲
あらゆるジャンルを
変幻自在に
取り入れ
RADWIMPS色に
染色させつつ
メジャーアーティストでありながら
味噌汁,Sという
パンクバンドや
別名義illionで
ソロ活動もするほどに
あふれ出る
実験的精神と
音楽的豊穣
天は
ときに
ひとりの人間に
何物でも
与えることも
あるようです
昨日の記事
映画「君の名は。」に見る
「常世(とこよ)」と「現世(うつしよ)」 後編において
架空の町
糸守町では
「黄昏時(たそがれどき)」を
「片割れ時(かたわれどき)」と
読む
映画の中だけの
設定があるという
お話をしましたが
「片割れ」という
ワードが
耳に飛び込んだとき
真っ先に
思い浮かんだのが
ぼくが
RADWIMPSの
ファンになるきっかけとなった
一曲
「億万笑者」でした
「二元性賛歌」
であり
「2」の世界賛歌
であり
「人間賛歌」
でもある
この一曲は
いまもってなお
ぼくの中の
座右の銘的な
曲のひとつと
なっておりますが
「だって
もうじき会えるんだ
片割れが
待ってんだ」
という部分は
まさに
映画「君の名は。」
そのものですし
新海誠監督は
この曲を聴いて
(あるいは知っていて)
RADWIMPSに
映画音楽のオファーを
依頼したのかもしれないなと
思ったものです
いやはや
RADWIMPSの
マスト曲を
あげていったら
ほんと
きりがないのですが
今日は最後に
もう一曲
「やどかり」という曲と
その歌詞も
ご紹介させてください
作詞作曲
野田洋次郎
オナラが恥ずかしくなったのはいつからだろう
涙隠すようになったのはいつからだろう
嘘をつけるようになったのはいつからだろう
裸が恥ずかしくなったのはいつからだろう
そうやって守りぬいたこの僕も
結局最後は消えてしまうのに
お金が欲しくなったのはいつからだろう
他人が羨ましくなったのはいつからだろう
誰かを嫌いになったのはいつからだろう
見えないものまで欲しくなったのはいつからだろう
そうやって手に入れたものもすべて
結局持ってなど逝けないのに
だからせめて今は持って行こう
両手にできるだけ持っておこう
その数がきっと 僕のこと
数えてくれる気がするから
夜眠れなくなったのはいつからだろう
あの星の居場所を知ったのはいつだったろう
子供から大人になったのはいつなんだろう
いつか僕も消えると知ったのはいつだったろう
語る想い出ができたのはいつからだろう
無くせないものができたのはいつからだろう
二度と「今」は来ないと知ったのはいつからだろう
知らないことがあると知ったのはいつだったろう
そうやって手に入れたいくつもの何かを
遺して僕は消えてゆくけど
だからせめて今は持って行こう抱えきれないほど持って行こう
抱えきれないほど持っておこう
そのすべてが今のこの僕を
形作っているものだから
そのすべてが今ここに僕が
存在したことの証だから
この曲は
まさに
「2」の世界の
すべての要素が
「1」の世界としての
自分自身を
形作っているという
「縁起」の
三つの骨子と
ぼくが考える
三法印(仏教用語)の
そのひとつ
「諸法無我(しょほうむが)」の世界観
そのものです
洋次郎さんは
数日前の記事
「授かりもの」だけしかない世界だよの
すべての
授かりものによって
「野田洋次郎(やどかり)」という
存在が
成り立っていることを
「授かりもの」である
貝殻(因果)の中に
見つけたのかもしれませんね
今日も
ありがとうございました
12月12日
RADWIMPSの
ニューアルバム(タイトル未定)が
発売されるそうですよ
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