FC2ブログ

映画「君の名は。」に見る「常世(とこよ)」と「現世(うつしよ)」 後編

11月もお越しいただき
ありがとうございます

昨日の記事
映画「君の名は。」に見る
「常世(とこよ)」と「現世(うつしよ)」 前編

の続きです
※ネタバレあります





映画「君の名は。」
見直すと
「2」の世界
「1」の世界
そして
その先の世界
強く
意識された
作品であることを
改めて
再認識させられます




劇中でも
説明がありましたが
黄昏時(たそがれどき)
というのは

「誰そ彼(たそかれ)と
われをな問ひそ
九月(ながつき)の
露に濡れつつ君待つ我そ」

(あなたは誰なのですか?

私に訊かないでください
それは
九月の露に濡れながら
あなたを待つ私なのです)


という
万葉集の和歌
由来し

さらに古くは
彼誰そ時(かれたそどき)
彼は誰時(かわたれどき)
とも
言われていたそうです






そして
架空の町
糸守町の方言では
「片割れ時(かたわれどき)」とも読むという
独自の設定に
なっているんですね





劇中は
ふたまたに分かれた
男女と彗星
三葉の片割れとなる
口噛酒
生と死
夢と現実
時間と空間
主人公のTシャツなど
C4Dsm8qUcAANYKa_convert_20181031202828.jpg
出典:twitter.com

「片割れ」を
意識させる
二元性演出

あふれています




つまり
誰そ彼時(たそがれどき)は
片割れである
光が闇を求め
闇が光を求め
出会いを果たす瞬間

でもあるわけです




相対する
光と闇とが
均衡を分かち
光と闇との
天秤が
釣り合う瞬間
ふたつは
ひとつとなります
「1」の世界となります)





このとき
相手の姿が
見えるような
見えないような
現実のような
夢のような
境目という
未知なるバランスの
瞬間であるため
「お前は誰だ?」
相手が
誰なのか
わからなくなる錯覚に
おちいり

o0640036013790151301_convert_20181031194502.jpg





それでもなお
導かれるがままに
「片割れ」である
お互いが
引き寄せられるように
必然的に出逢う
三葉

この世の
すべての
糸(縁)をむすび
繋いでいる根源地



黄泉(よみ)への
門前


「0」の世界への門前
立っていたのだろうと
ぼくには
感じられました






このことは
三葉と瀧に
限りません



黄昏時(たそがれどき)
人がこころ
奪われるとき




「過去」「未来」
「善」「悪」
「生」「死」
「始まり」「終わり」
「あなた」「わたし」

あらゆる片割れを
超越した
現世(まぼろし)の
その人ではない
常世(実在)の
おもかげを
その人は
感じている

のかもしれません
201712280065_box_img5_A_convert_20181031205247.jpg
出典:weathernews.jp




今日も
ありがとうございました





人気ブログランキング
関連記事
スポンサーサイト

コメント

ひまわりさん

ひまわりさんこんにちは。

仰るとおりだと、ぼくも思います。
この原理は日常生活でも活かせる原理ですし、
メンタルメソッドとしてだけではなく、
健康管理や社会問題を読み解く際にも、
活用できるものだと思います。

「2」の世界のすべては、バランスでできてるんですよね。

こんばんは

「男」「女」も同じですかね。(´艸`*)

そもそもこの世は2元的(対)構成が原理の源となった世界ですから、当然といえば当然でしょうけどね。

「片方では完全にはなりえない」という原理を知るなら、「人としての生き方の道」が見えてくるのではないのかな?とは思います。

非公開コメント

アースフルネス「7」ビジョン

画像をクリックすると拡大します
ここをクリック

プロフィール

 友資

このブログの筆者: 友資


初めて訪問された方は、
初投稿記事
  「アースフルネス」とは? 前編
をクリックいただけましたら幸いです。

以下の
アースフルネス「7」ビジョンについての解説は、
哲学やスピリチュアルに馴染のない方は
難しく感じるかもしれません。
わからないところがあれば、遠慮なく質問してください。

  「2」の世界(因果の世界)についての解説
  「1」の世界(縁起の世界)についての解説 前編  後編
  「0」の世界(悟りの世界)についての解説 前編  後編

いずれもこのブログの
骨格を成す記事で、
このブログだけの「公理」でもあります。

ランキングに参加しております。

入力した語句が含まれる記事を探せます。

ツイッターもやってます。

直接に伝えたい用件がある方はこちらからどうぞ。

名前:
メール:
件名:
本文:

QRコード

QR