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人は「真なる受容」を求めて旅する生きもの 映画「レスラー」

本日もお越しいただき
ありがとうございます




10月15日の
TBSラジオ「アトロク」
スポーツ映画総選挙の特集の中で
第2位に選ばれた
映画「レスラー」における
映画評論家の
芝山幹郎さんと
町山智浩さんのお話から
初見の感動が
よみがえってしまったので
今回思わず
取り上げてしまいました
※ネタバレあります
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出典:talkfilmsociety.com




ミッキー・ローク演じる
20数年前に
人気レスラーだった
ランディ
スーパーで
アルバイトをしながら
老眼鏡と
補聴器を要しながら
どうにか
愛するプロレスを
続けてきたのですが

メジャー復帰のチャンスが
常用してきた
ステロイドの影響による
心臓発作によって
水の泡となります




現役続行を
断念したランディは
疎遠になっていた
一人娘との
関係修復という
人生の再スタートを
試みるものの
あまりの不器用さゆえに
このチャンスもまた
娘との「絶縁」という結末を
迎えることになります



家族に加え
仕事もうしない
ランディは
往年の名勝負とされてきた相手
アヤトラー
との
復帰戦に
望むのですが
現状のランディが
試合をすることは
「死」を意味するほどに
ランディのカラダは
危険な状態でした




けれども
出ちゃうんですね
ランディは




「オレにやめろと
言う権利があるのは
ファンだけだ」

大見得を切り
ラストには──

「死」よりも
尊いものがあることを
観客と
自らに
示すように
アヤトラーの
ピンフォール(抑え込み)の
気遣いをさえぎり
リングコーナー最上へと
仁王立ちします





芝山幹郎さんが
「この映画は
バカのひとつ覚えと
バカにしてはいけない映画だ」

熱く語るように
この映画のラストには
なにか
「2」の世界を超えた
純粋な何か
鳴動してやまないのを
ぼくもまた
否定することができません




プロレスというスポーツは
どこか
芝居じみて見える
ケースがあることから
とかく
揶揄の対象になりがちな
スポーツですが




相手の打撃を
防御し
かわす
「拒否」の連鎖によって
成立していく

他の格闘技とは
一線を引き





体中が
修復できないほどに
ボロボロになりながらも
痛み止めを
常用しながらも
生涯の寿命を
縮めながらも──

相手の打撃を
むしろ
「受ける」ことをしながら
強固な信頼関係を
紡ぎあげてゆき
「受け入れること」
先にある光を
求めていく
という
聖域を
築き上げていく
ランディや
レスラーたちが
見ている地平とは
なんなのか




ぼくは
アヤトラーや
大歓声の
観客たちに
包み込まれた
ランディが
コーナーの最上から
感受したものは

不器用で
傷だらけで
救いようがない
全人生の
すべてを受け止めてくれる
神とも見まがえる
大いなる信頼と
大いなる受容
だと
そんなふうに
感受したんですね




流れる水が
低い地点を求めて
終わりなき旅を
やめないように

人もまた
おのおのが
受容した
おのおのの
姿かたちや
個性や
宿命のままに

社交辞令ではない
ビジネスでもない
本当の意味で
自分を
受容してくれる
自分の居場所を
求めて
旅する生きもの

言えるのかもしれません




そして
死をも
いとわない
大いなる受容に
出逢えた
その人は
いつわりなき
真なる受容(神)を
体感する
のです




今日も
ありがとうございました





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コルキナさん

最高ですよね。

https://www.youtube.com/watch?v=5e7gG6yGhp4

なんだかもう、
たまらない気持ちになります。
逝ってしまった人々に、会いたくなります。

The Wrestler

「教えてくれ、友よ。
俺にこれ以上、何を望むんだ?」

最後に流れる、ブルース・スプリングスティーンの歌う主題歌、「The Wrestler」、好きです。
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