2018/10/12
本当の意味で自分を承認できる人間は、「自分」しかいない 「元AV女優」を生きる女性たちに見るアースフルネス 前編
本日もお越しいただき
ありがとうございます
長い記事タイトルに
なってしまいましたが
9月16日放送の
フジ「ザ・ノンフィクション」を見ました
密着取材の相手は
「元AV女優」という
人間と情報とが
同化しつつある
現代社会において
消しようもない
肩書きを持ち
現在は
舞台やVシネマ
ピンク映画などの場で
活躍する
女優のしじみさんです

出典:www.youtube.com
三姉妹の
次女である
しじみさんは
中学生のとき
ささいなことから
母親と大ゲンカし
そのことをきっかけに
家族の中で
孤立し
20歳のときに
家出同然で上京
渋谷で
スカウトされたことを
きっかけに
AV業界へと
踏み入ることになります
孤立していたとはいえ
家族に知られるのは
さすがに困ると考えた
当時のしじみさんは
一回だけの出演のつもりで
承諾したのですが
生まれて初めて
自分が
必要とされている
という
「承認欲求」を
満たしてくれるものを
見つけた
しじみさんは
そのまま
一躍スターダムへと
駆け上がり
コンビニに並ぶ
専門誌の表紙を
飾るまでの存在へと
登りつめます
4年ぶりに
実家を訪ねると
両親は
しじみさんを見るなり
けわしい表情でひと言
「おまえ、AVに出てるのか?」
そう言ったそうです
4年の歳月に
妹は結婚し
祖父母が他界したりと
様々な出来事が
通過していった
にもかかわらず
それらのことが
しじみさんに
知らされることは
ありませんでした
自業自得という
やるせない思いを
抱えながらも
上京して
14年が経った
今もってなお
家族や
母親と
向き合うことができず
頭を抱える
しじみさんは
同時期に
AV女優として
一世を風靡し
現在は
主婦として
エッセイや小説を手掛ける
森下くるみさんに
家族や
これからの自分と
どう向き合うべきなのか
相談を
持ちかけます

出典:twitter.com
そこで森下さんは
こんな言葉を
しじみさんに
かけるんですね
「1から10まで
ぜんぶ理解されるなんて
思わないほうがいい」
森下さんは
家族の側の
視点に立ち
家族にしてみたら
迷惑をかけられた側なのだから
受け容れられない部分も
あることを
しじみさん自身が
受け容れなければならないと
さとします
この
「すべてを
理解してもらえるとは
思わないほうがいい」
という
肚の座った視点は
理解してもらいたい
相手にも
受け容れられない
部分もある
という人生訓であること
それ以前に──
すべての人にも
通ずる
普遍的助言とも
言うことができます
なぜなら
自分自身を
心身ともに
隅から隅まで
まるごと100%
受け入れてくれる存在など
自分の親ですらも
この世に一人も
存在することなど
決して
ないからです
もし仮に
そんな人がいたとしたら
それはもはや
「他人」ではなく
「自分」でしかありません
そんなことは
ひとつの肉体によって
他者と区切られた
「2」の世界を生きる
ぼくたち人間には
決して
起こりえないことなんですね
(「0」と「1」の世界の視点では
また話が変わってきますが)
さて
明日の後編は
さらに
「承認」の本質へと
踏み込んでいきます
今日も
ありがとうございました

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長い記事タイトルに
なってしまいましたが
9月16日放送の
フジ「ザ・ノンフィクション」を見ました
密着取材の相手は
「元AV女優」という
人間と情報とが
同化しつつある
現代社会において
消しようもない
肩書きを持ち
現在は
舞台やVシネマ
ピンク映画などの場で
活躍する
女優のしじみさんです

出典:www.youtube.com
三姉妹の
次女である
しじみさんは
中学生のとき
ささいなことから
母親と大ゲンカし
そのことをきっかけに
家族の中で
孤立し
20歳のときに
家出同然で上京
渋谷で
スカウトされたことを
きっかけに
AV業界へと
踏み入ることになります
孤立していたとはいえ
家族に知られるのは
さすがに困ると考えた
当時のしじみさんは
一回だけの出演のつもりで
承諾したのですが
生まれて初めて
自分が
必要とされている
という
「承認欲求」を
満たしてくれるものを
見つけた
しじみさんは
そのまま
一躍スターダムへと
駆け上がり
コンビニに並ぶ
専門誌の表紙を
飾るまでの存在へと
登りつめます
4年ぶりに
実家を訪ねると
両親は
しじみさんを見るなり
けわしい表情でひと言
「おまえ、AVに出てるのか?」
そう言ったそうです
4年の歳月に
妹は結婚し
祖父母が他界したりと
様々な出来事が
通過していった
にもかかわらず
それらのことが
しじみさんに
知らされることは
ありませんでした
自業自得という
やるせない思いを
抱えながらも
上京して
14年が経った
今もってなお
家族や
母親と
向き合うことができず
頭を抱える
しじみさんは
同時期に
AV女優として
一世を風靡し
現在は
主婦として
エッセイや小説を手掛ける
森下くるみさんに
家族や
これからの自分と
どう向き合うべきなのか
相談を
持ちかけます

出典:twitter.com
そこで森下さんは
こんな言葉を
しじみさんに
かけるんですね
「1から10まで
ぜんぶ理解されるなんて
思わないほうがいい」
森下さんは
家族の側の
視点に立ち
家族にしてみたら
迷惑をかけられた側なのだから
受け容れられない部分も
あることを
しじみさん自身が
受け容れなければならないと
さとします
この
「すべてを
理解してもらえるとは
思わないほうがいい」
という
肚の座った視点は
理解してもらいたい
相手にも
受け容れられない
部分もある
という人生訓であること
それ以前に──
すべての人にも
通ずる
普遍的助言とも
言うことができます
なぜなら
自分自身を
心身ともに
隅から隅まで
まるごと100%
受け入れてくれる存在など
自分の親ですらも
この世に一人も
存在することなど
決して
ないからです
もし仮に
そんな人がいたとしたら
それはもはや
「他人」ではなく
「自分」でしかありません
そんなことは
ひとつの肉体によって
他者と区切られた
「2」の世界を生きる
ぼくたち人間には
決して
起こりえないことなんですね
(「0」と「1」の世界の視点では
また話が変わってきますが)
さて
明日の後編は
さらに
「承認」の本質へと
踏み込んでいきます
今日も
ありがとうございました
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コメント
風子さん
まさに、風子さんが仰ってくださったとおりだと思います。
安全が確保されていないような環境に置かれている人は、
その日をどう生き延びるかしかないので、
承認も何もないんですよね。
貧しくても豊かであっても、
いかなる段階にあっても、
その段階を見越した形の試練(逆境や苦しみ)が、
その人のこころの盾をあっさりとくぐり抜け、
ヒットします。
つくづく創造主はイジワルです笑
ですが、だからこそ、
順境のよろこびもひとしおなんですよね。
さて、ある程度できあがってる後編の下書きの、
仕上げに取りかかろう!
いい記事になるといいのですが。
2018/10/13 12:33 by 友資 URL 編集
いい記事ですねぇ!
心身ともに
隅から隅まで
まるごと100%
受け入れてくれる存在など
自分の親ですらも
この世に一人も
存在することなど
決して
ない
着眼が、いい記事ですねぇ。
おっしゃる通りです。
『承認欲求』を他者に求め過ぎて、心を病む人は想像以上に多いですね。
ディスカッションなどは端から拒絶。
否定されることを異常に怖がります。
ブロガーさんでも、ちょっと意見を言うとプッツンみたいな……。
これは豊かな社会で育った人たちの特徴で、世界の紛争、飢餓、北朝鮮のような強権的な社会では決して生じない徴候ですよね。
(友資さんのマズローの心理学通り)
さて、次回の展開が楽しみです。(*^▽^*)
2018/10/12 16:19 by 風子 URL 編集