2018/10/11
「人生は楽しい」~六花亭~小田豊さんに見るアースフルネス
本日もお越しいただき
ありがとうございます
10月4日放送の
テレビ東京「カンブリア宮殿」を見ました
密着取材の相手は
ぼく自身も大ファンの
北海道の菓子メーカー
「六花亭(ろっかてい)」の亭主
小田豊さんです
今回の放送で
ますますぼくは
六花亭のファンになりましたね

出典:www.obihiro.ac.jp
ぼくの経験上
どんな菓子メーカーでも
当たりがあれば
はずれの商品も
あるものですが
六花亭は
どの商品も
一定のクオリティを
持っていて
どれを選んでも
はずれがない
というのが
ぼくがこれまで
抱いてきた
六花亭に対する
信頼のイメージでした
お土産でいただくと
「六花亭のお菓子だ!」
というだけで
テンションが上がるし
幸せな気持ちに
なるんですよね
今回
番組を拝見して
「はずれがない」
その秘密を
ロジカル(理屈で)に
理解することができましたね
先代で創始者の
豊四郎さんから
学んだ
「食べ物屋は
大きくなったら
潰れる」
という言葉にならい
決して
売り上げや
東京進出などの
規模の拡大を
狙わず
「茶道」から学んだ
「時間を重ねて
価値を高める」
「茶道の中に
経営のすべてが
含まれている」
という思想をそのまま
商品に反映させるべく
流行に流され
新商品の開発に
追われることなく
企業の看板となる
ヒット商品を
狙うでもなく
無理なく
すべての自社製品の
水準を
高く維持しつつ
質のばらつきをなくし
なおかつ
すべての自社製品に
くりかえし
くりかえし
ブラッシュアップを
加えられ続けるだけの
「目が行き届く範囲」の
品数や種類に
とどめているため
マルセイバターサンドや
大平原
ひとつ鍋などの
40~60年経過してなお
生き残る商品や
「はずれがない」商品は
実現していたようです
規模を広げないことは
同時に
経営者の
目が行き届く
従業員の数に
抑えられることに
繋がるため
従業員の質を
守ることができる
という必然性に
結びつきます
大量生産ともなれば
なんでも
機械任せの
昨今にあって
「すべての商品に
必ず
手作業の工程を
加えるようにしている」
という
小田さんの信念にも
強い共感を覚えます
機械には
真似できない
人の手だからこそ
成しうる
技術があることは
もちろんのこと
それがなければ
商品に対し
作り手の意思は
宿らないとも
小田さんは
考えているわけです
このことは
スピリチュアルな話ではなく
人として
本当に大事なこととは
なんなのかという
普遍性(すべての物事に共通するなにか)を
物語ります
そんな
小田さんの思想は
従業員に対する
あまりに手厚い待遇や
従業員とともに
現状に
満足することなく
向上心を持って
成長していきたいという
意見交換の
役割を果たす
日刊社内新聞(六輪)にも
あらわれています
最後に
六花亭がかかげる
スローガンとして
こんな詩があります
「あなたの今日の仕事は
たった一人でよい
この店に買いに来てよかったと
満足してくださるお客様を
作ることです
六花亭があるおかげで
お客さま一人一人が
人生は楽しいと
喜んでくださることです」
大事なことは
売り上げではなく
六花亭のファンを
地道に
確実に
一人ずつ
増やしていくことで
そのことが
必然的に
必要なだけの
売り上げを
引き連れてくると
そんな
メッセージが
この詩には
込められています
ぼくもまた
六花亭にならい
日々
目の前に
一人の人が
座っているつもりで
その
目の前の
一人のために
そして
自分のために──
「人生は楽しい」
ということを
その人が
その人自身の力で
見つけ出せるような
そんな言葉と
「0」の世界の息吹とを
つむぎ出していきたいと
思わされましたね
ぼくがあつかう商品は
形がないものだけに
おそろしく
困難な作業では
ありますけどね笑
今日も
ありがとうございました

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ありがとうございます
10月4日放送の
テレビ東京「カンブリア宮殿」を見ました
密着取材の相手は
ぼく自身も大ファンの
北海道の菓子メーカー
「六花亭(ろっかてい)」の亭主
小田豊さんです
今回の放送で
ますますぼくは
六花亭のファンになりましたね

出典:www.obihiro.ac.jp
ぼくの経験上
どんな菓子メーカーでも
当たりがあれば
はずれの商品も
あるものですが
六花亭は
どの商品も
一定のクオリティを
持っていて
どれを選んでも
はずれがない
というのが
ぼくがこれまで
抱いてきた
六花亭に対する
信頼のイメージでした
お土産でいただくと
「六花亭のお菓子だ!」
というだけで
テンションが上がるし
幸せな気持ちに
なるんですよね
今回
番組を拝見して
「はずれがない」
その秘密を
ロジカル(理屈で)に
理解することができましたね
先代で創始者の
豊四郎さんから
学んだ
「食べ物屋は
大きくなったら
潰れる」
という言葉にならい
決して
売り上げや
東京進出などの
規模の拡大を
狙わず
「茶道」から学んだ
「時間を重ねて
価値を高める」
「茶道の中に
経営のすべてが
含まれている」
という思想をそのまま
商品に反映させるべく
流行に流され
新商品の開発に
追われることなく
企業の看板となる
ヒット商品を
狙うでもなく
無理なく
すべての自社製品の
水準を
高く維持しつつ
質のばらつきをなくし
なおかつ
すべての自社製品に
くりかえし
くりかえし
ブラッシュアップを
加えられ続けるだけの
「目が行き届く範囲」の
品数や種類に
とどめているため
マルセイバターサンドや
大平原
ひとつ鍋などの
40~60年経過してなお
生き残る商品や
「はずれがない」商品は
実現していたようです
規模を広げないことは
同時に
経営者の
目が行き届く
従業員の数に
抑えられることに
繋がるため
従業員の質を
守ることができる
という必然性に
結びつきます
大量生産ともなれば
なんでも
機械任せの
昨今にあって
「すべての商品に
必ず
手作業の工程を
加えるようにしている」
という
小田さんの信念にも
強い共感を覚えます
機械には
真似できない
人の手だからこそ
成しうる
技術があることは
もちろんのこと
それがなければ
商品に対し
作り手の意思は
宿らないとも
小田さんは
考えているわけです
このことは
スピリチュアルな話ではなく
人として
本当に大事なこととは
なんなのかという
普遍性(すべての物事に共通するなにか)を
物語ります
そんな
小田さんの思想は
従業員に対する
あまりに手厚い待遇や
従業員とともに
現状に
満足することなく
向上心を持って
成長していきたいという
意見交換の
役割を果たす
日刊社内新聞(六輪)にも
あらわれています
最後に
六花亭がかかげる
スローガンとして
こんな詩があります
「あなたの今日の仕事は
たった一人でよい
この店に買いに来てよかったと
満足してくださるお客様を
作ることです
六花亭があるおかげで
お客さま一人一人が
人生は楽しいと
喜んでくださることです」
大事なことは
売り上げではなく
六花亭のファンを
地道に
確実に
一人ずつ
増やしていくことで
そのことが
必然的に
必要なだけの
売り上げを
引き連れてくると
そんな
メッセージが
この詩には
込められています
ぼくもまた
六花亭にならい
日々
目の前に
一人の人が
座っているつもりで
その
目の前の
一人のために
そして
自分のために──
「人生は楽しい」
ということを
その人が
その人自身の力で
見つけ出せるような
そんな言葉と
「0」の世界の息吹とを
つむぎ出していきたいと
思わされましたね
ぼくがあつかう商品は
形がないものだけに
おそろしく
困難な作業では
ありますけどね笑
今日も
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