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映画「百円の恋」とアースフルネス

注意:ネタバレあります



ニートでひきこもりの
たるきみった体形
夜食のためのコンビニ以外に
外出の機会はなく
することは甥のゲームの相手か
食っちゃ寝かという
主人公で32歳の
一子(安藤サクラ)は
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出典:brunch.co.kr


離婚を気に
実家に戻った
妹とのケンカをきっかけに
家を出ることになり
親の金で一人暮らしを始め
全品百円のコンビニで
働き始めます。





ロマンチックには
ほど遠いきっかけで
ボクサーとの恋に
落ちてゆくものの
これまで歩んできた人生同様
何をやってもうまくいかない
そんな現実から
逃れることができず
恋人にもあっさりと捨てられ
人として完全に腐りきってもおかしくない
そのほんの一歩手前で
一子はどうにか
踏みとどまるんですね。






踏みとどまらせた強さを
どん底の一子に
もたらしたものは
自分を捨てた恋人が
志した
ボクシング。






ここから
32歳までしか受けられない
プロテストの
ラストチャンスに立ち向かい
映画のクライマックスに向かって
ラストスパートしていく
そんな一子の姿は
ただただ涙
涙なのですが
img_0_m_convert_20180806132334.png
出典:blogs.yahoo.co.jp




そんな一子が
夢の晴れ舞台に
入場するシーンにおいて
百円コンビニの店内で流れる
販売促進ソングを
自分の入場曲として
流してしまう場面があるのですが





「なんだこりゃ?」
と首をかしげる
ジムの会長に対し
「あたしは百円程度の女だから」
自信たっぷりに
言い切る場面が
あるんですね。






そこでふとぼくは
思ったのです。
「百円程度の価値しかない女」が
なにゆえ見る人に
ロッキーシリーズをも
凌駕するほどの
感動(輝き)を呼び起こすことが
できるのか。

そして
そもそも
「価値」とは
なんなのか。






映画の成功について
アースフルな視点を用いるなら
安藤サクラさんや
監督の武正晴さんの
映画に懸ける情熱を起点に
ズームアウトしていけば
していくほどに──

映画にかかわったすべての人々
そしてさらには
映画にはかかわらなかったものの
映画にかかわった人々を
育てた人々や
支えになった人々が
見えてくることになっていきます。







けれどもなにより
ぼくのこころ深くを
とらえて離さないのは
「負け組」だろうと
「どん底」だろうと
人はどの地点からでも
輝くことができることを
一子が証明してくれたこと
です。





ワールドカップで
華々しいスポットを
浴びた選手たちの
その輝きも

最低すぎる
クソな人生から
どうにか前進しようと
みっともない姿でも
這うように
一歩前に踏み出した
その瞬間の
一子の輝きにも

地球全体をとらえる
アースフルビジョンで見通したなら
どちらの輝きにも
優劣などない
等価の輝き

というよりも

「輝き」に対して
「等価」などという「ものさし」で
測ろうとすること自体が
無意味であると
いうことが見えてくるんですね。






ひょっとすると
今回の記事で述べられている
「輝き」
昨日の記事
「宇多田ヒカルと「初恋」とアースフルネスと」
宇多田さんが求めてやまない「真実」
「別名(a.k.a.)」
なのかもしれません。






確かに
「闇」に対するものは
「光(輝き)」と言いえて
間違いなさそうです。

ですが
宇多田さんの「真実」にも
一子の「輝き」にも
この世界(グーグルアースで測れる範疇)を
超越した
ぼくら人間の根源的な何か
肉体や時空を超えて
とわに失われることのない何か

感受せざるをえない
手ごたえのようなものを
ぼくはどうしても
見過ごすことが
できないのです。





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安藤サクラに首ったけ



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