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「信じる力」は使用上の注意をよく読み、用法・容量を守って正しくお使いください 後編

本日もお越しいただき
ありがとうございます

昨日の記事
「信じる力」は使用上の注意をよく読み、
用法・容量を守って正しくお使いください 前編

続きです




人は
「信じた」
その瞬間から
信じたものを
無条件に受け入れ
信じたものに対し
「考える」という作業を
停止させる

生きもの
です
(それがいいかわるいかは
ひとます置いておいて)





そして
新たな疑念や気づき
隙間が生まれたとき
いったんは
信じたものに対し
「考える(あるいは疑う)」という作業が
再稼働され
そんなときに人は
なんらかの「気づき」を得て
視点の更新(アップデート)が
自動的に成される

わけですが

「信じる」の
防壁が
ぶ厚く
頑強であれば
あるほどに
「考える」の
再稼働レバーは
核爆弾でも
動くことはありません






この
あまりに頑強な
「信じる」

オウム真理教に
代表されるような
信仰的悲劇を生み出し
金銭的トラブルや
いろごとのトラブル
小さな争いから
国家間の争いまで
あらゆる「裏切り」
生み出してきた

言ってみれば
人間同士の
「平和」や「協和」を
阻害する
深刻な
トラブルメーカー
です




何を隠そう
「信じていないもの」に対し
「裏切り」を
認識することは
どう足掻いても
できない
ことで

「裏切り」の
生みの親は
いつなんどきも
「信じる」
でしかなくて──







とはいえ
人間は
「信じる」なくして
この「2」の世界
生きることが
できない生きものです




朝目覚めた
目の前に広がる
その空間が
本当に
自分の部屋なのか
本当に
自分の家なのか

目の前にある
歯ブラシは
本当に
歯ブラシなのか
歯ブラシに擬態化した
爬虫類ではないのか

時計の針は
8時を示しているが
本当に時間は
8時で間違いないのか
そもそも
時間なんてものが
存在しうるのか



といった具合に
何から何まで
四六時中
疑い続けながら
生きていたら
通常の生活が
まったく成り立たない
ことが
おわかりいただけるかと
思います




ぼくら人間は
数歩歩いては
立ち止まって
考え込むことがないよう
必要最低限の
「信じる」を
無自覚に
オートマチックに
発動させながら
日々の生活を
いとなんでいる
わけです




では
ブッダが言う
「信じることなかれ」とは
いったい
何を意味するのか?




ブッダはなにも
じづらどおりに
何もかも信じるなと
言いたいわけではなく
ある種の「警告」のようなものを
発したのだと
ぼくは
受け止めております




人間は
弱い生き物ですから
自分のビジョンに
合致した意見や
自分のビジョンを
肯定してくれる見解や
自分にとって
得になる情報などを
耳にすると
よく考えもせずに
うのみにし
強くなった気になり
それに合致しない
考え方の人に対し
排他的になる
わるい癖があります




10箇条の
「信じることなかれ」
の行間には
「(安易に)信じることなかれ」
だったり
「(よく考えもせずに)信じることなかれ」
だったり
「(自分の目で確かめるまでは)
信じることなかれ」

といったような文言が
ひそんでいるのではないかと
そう思うわけです

これはまさに
このブログでいうところの
アースフルネス的
「結論を急がない姿勢」
そのものです




おそらくは
ブッダが生きていた頃とは
比較にならないくらいの
「情報の洪水」
溺れかねないような
あるいは
「情報との同化」
強いられるような社会を
ぼくらは
生きています




そんな
今だからこそ
カーラーマ経が
必要とされるとき
だと
ぼくは
考えるんですね




「信じる力」の
負の側面ばかりを
取り上げてきましたが

「信じる力」は
ときに
他のものでは
替えが利かない
ビッグサプライズ

もたらし

そうして
成し遂げられてきた
たくさんの奇跡が
この地球には
星くずのように
散りばめられています




過去の
あらゆる競技や
戦いにおける
感動的な
クライマックスや
奇跡的な
ドラマは
「信じる力」の先に
もたらされたもの
です

過去
しいたげられた人々を
よき方向に
導いた
数々の革命や
数々の開拓は
「信じる力」の先に
もたらされたもの
です

過去に
築かれてきた
数々の
ホンモノの友情や
ホンモノの愛情は
「こいつに裏切られるなら
本望だ」

思えるくらいの
「裏切り」をも
いとわない
おそれない
「信じる力」の先に
もたらされたもの
です





だからこそ
人類最強でありながら
人類最凶の武器でもある
「諸刃の剣」は
いざというとき以外は
さやに収めておく
必要性がある

ブッダは
警告するわけです




映画「椿三十郎」においても
椿三十郎を演じる
三船敏郎
クライマックスに
こう言います

「本当にいい刀は
さやに納まってる」


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さやの
役割を
果たしてくれるものが
カーラーマ経の
「信じる」を
安売りしない姿勢
です





他者は
もちろんのこと
自分自身に対しても
致命傷を
負わせることがないよう
みなさんは
今こそ
抜くべきとき!

という
最善のタイミングで
「信じる力」を
抜きだし
自らの手で
自らの人生を
切り開いてくださいね






ぼく自身もまた
刀をさやに
納めていられる人間でありたいと
この記事を書いていて
決意を
新たにしましたよ


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今日も
ありがとうございました





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「信じる力」は使用上の注意をよく読み、用法・容量を守って正しくお使いください 前編

めったに撮影できない
インドホシガメ(ひじき)
フトアゴヒゲトカゲ(たまき)
ヒョウモントカゲモドキ(しびっと)

の三匹がそろって
スポットランプ(太陽光の代わりをするランプ)
の下で
日向ぼっこしてる画像です
IMG_20181007_070406_convert_20181007114707.jpg




おそらく
爬虫類にくわしい方の
ほとんどは
この光景に
一瞬戸惑うかと思われます




なぜなら
真ん中の
ヒョウモントカゲモドキは
夜行性なので
通常は太陽光で
体を温めたりすることは
考えられないことで
野生のヒョウモントカゲモドキも
夜行性の習性を
持っています




加えて
インドホシガメは
高めの湿度を
好むのに対し
フトアゴヒゲトカゲは
乾燥気味の環境を
好みます




なので
爬虫類飼育の常識として
この三匹が
一緒のケージで
暮らすということは
考えられない
ことで





爬虫類専門の
有名ペットショップで
この三匹を
一緒に飼ってみたいと
相談したときは
「これだから素人は…」
といった調子で
失笑されたものです





個体差も
あるかと思いますが
三匹が
傷つけあうことなく
仲良く暮らして
もう半年ほどが経ち
(もちろん
三匹が暮らせるような
工夫もほどこしてます)

ヒョウモントカゲモドキも
昼間に起きて
太陽光で体を
あたためることもある

という
知られざる真実が
こんなところにあります




教科書に
書いてあることや
マニュアルのすべて
経験豊富な
熟達者が
必ずしも
正しいとは
限らない

こんなときに
思い出されるのが

「いろんな教義を
語る人がいるので
どれを信じればいいのか
わからない」
(現状の日本と
まったく一緒の状況ですね)



と困惑する
カーラーマの人々
ブッダ(釈迦)
説いたとされる
「カーラーマ経」と呼ばれる
10箇条の教えです




聞いたからとて信じることなかれ

語り継がれたこととて信じることなかれ

人々が噂をしていたからとて信じることなかれ

教本に引用されていたとて信じることなかれ

論理だけで信じることなかれ

推論だけで信じることなかれ

様相だけで信じることなかれ

自分の見方に一致するからとて信じることなかれ

説者が堪能とて信じることなかれ

師なりとて信じることなかれ





みなさん
最後に
おどろくべき文言が
記されていることに
お気づきでしょうか

そうなのです
ブッダは
「仏教」という
信仰組織の
トップに立ちながら

「わたし(ブッダ)のことさえも
信じてはいけない」

そう語っている
のです




「信じること」を基軸として
成り立っている
宗教組織にありながら
そんなことを語る
宗教家が
かつて他にいたでしょうか





ぼくが
ブッダという
実在したのかも
定かでない人物に
ある種の信頼を
置けるようになった
きっかけの
決定的な理由のひとつに
このカーラーマ経があります





カーラーマ経において
徹底的なまでに
信じることの
有害な側面

説いた
ブッダですが

では
果たして
すべての「信じる」は
否定されるべきもので
自らの
思念や観念から
完全に
駆逐されるべきもの

なのでしょうか?




明日は
その辺について
踏み込んでいきたいと思います




今日も
ありがとうございました





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